お問合せプライバシーポリシーサイトマップ
アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP) バイオケミカルズ
T6. 未来志向の挑戦的バイオケミカルズ
  • A.グリーンバイオ,B.フロンティアバイオ,C.その他
セッションオーガナイザー:

秋吉一成(京大院工・教授),跡見晴幸(京大院工・教授),上嶋康秀(帝人ファーマ創薬推進部・技術戦略・プロジェクトマネジメント統括),大橋武久(奈良先端大バイオサイエンス・客員教授),鴻池敏郎(塩野義製薬),須貝 威(慶大薬・教授),高柳輝夫(第一三共・監査役),冨ヶ原祥隆(住友化学技術経営企画室・主席部員),深瀬浩一(阪大院理・教授),渡邉英一(東北大NICHes・産学官連携研究員)

趣旨:

ヒト全ゲノムが解明され、まさにポストゲノム時代のまっただ中、新しいバイオ技術を生かし、あらゆる科学・産業・社会のイノベーションが期待されています。本セッションでは、グリーンバイオ、フロンティアバイオを中心に、今注目を集めているバイオ技術に関する最先端の産官学のシーズとニーズを紹介し、未来産業を築くためのバイオケミカルズの創生につなげようという願いをこめ、2日間にわたるシンポジウムを企画いたしました。第一線で活躍する講演者と参加者が一堂に会し、未来を志向するバイオ技術の研究開発と産業化への挑戦について、講演(招待・一般口頭)およびパネルディスカッション、ミキサーを通じ、現状と将来を議論する場を提供いたします。以下の2つのカテゴリーをトピックといたしますが、講演は同一会場で行い、広く深いアイディア・知恵と技がぶつかり合うシンポジウムとします。

A.グリーンバイオ:人と自然が共生する世界に不可欠なグリーンケミストリーを実現するバイオ技術として、バイオコンバージョン・バイオマス・バイオポリマー・植物バイオなどを中心に取り上げます。これらの技術はいずれも、環境調和、省エネルギー、廃棄物削減、健康・安全・QOL向上、創薬などに寄与する一方、産官学一体となった技術構築が強く望まれており、最前線技術の産業化も視野に含んでいます。

B.フロンティアバイオ:わが国の基礎研究の中でも、世界的に非常に高いレベルにあるナノバイオテクノロジー分野において、その技術を応用する領域・範囲を考える場とします。ナノバイオ、バイオ計測、バイオマテリアル・先端医工学を対象として、具体的な産業上の利用と産業化の可能性を議論します。

講演者: 選定中
  • 基調講演
    • ペプチド化学を基盤とした統合創薬科学(京薬大・教授/創薬科学フロンティア研究センター長)木曽良明
    • バイオ計測が拓く未来の医療(ソニー 先端マテリアル研究所・ライフサイエンス統括部長)安田章夫
    • 自然に学ぶものづくりーーー高炭素技術が世界を救う?!(産総研 関西センター・所長)田口隆久
  • 招待講演
    • 微細藻類ユーグレナによる有用物質生産について(ユーグレナ・研究開発部 部長・取締役)鈴木健吾
    • 清酒醸造技術をバイオ燃料製造に活かす(月桂冠 総合研究所・所長)秦 洋二
    • セルロソーム生産嫌気性菌Clostridium cellulovoransのゲノム解析とバイオマス完全利用への応用(三重大院生物資源・准教授)田丸 浩
    • 糸状菌の界面活性タンパク質による生分解性プラスチックの新規分解促進機構とその応用(東北大院農・東北大NICHe)阿部敬悦
  • 依頼講演
    • ダイソーのバイオケミカルズ開発(ダイソー 研究センター・研究センター長)雑賀哲行
    • 免疫制御を指向したケミカルグリコバイオロジー(阪大院理・教授)深瀬浩一
    • 進化理論を元に新しい技術と産業を切り開く 〜ネオ・モルガン研究所の技術と実績〜(ネオ・モルガン研究所・代表取締役社長)藤田朋宏
    • セルロース系バイオマス糖化技術開発の現状(三菱重工 機械・鉄構業務部・主席)西山理郎