セッションオーガナイザー:鴻池敏郎(塩野義製薬)
須貝 威(慶應大薬・教授)
大橋武久(奈良先端大バイオサイエンス・客員教授)
跡見晴幸(京大院工・准教授)
グリーンケミストリーは自然との共存共栄で実現する経済発展と質的に豊かな生活を構築していく上で重要、不可欠の技術である。本技術は21世紀の課題の重要なポイントと認識されている。グリーンバイオケミストリーはグリーンケミストリーの重要技術をバイオテクノロジーで構築していくことが期待されている。
本セッションではA.バイオコンバージョン、B.バイオマスの新利用などの各重要技術の現状や展開につき基調講演、招待講演,依頼講演やポスター発表で紹介,討論する。これら技術はいずれも,カーボンニュートラル、省エネルギー,地球温暖化防止、廃棄物削減、環境汚染防止、健康、安全、QOL向上,創薬などに寄与するものであり産官学での技術構築が望まれる。
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- 基調講演 新規農薬の研究と開発(日本農薬・取締役/常務執行役員)浜口 洋
バイオコンバージョン
- 招待講演 新規ペプチド合成酵素の発見と応用(早大理工・教授)木野 邦器
- 招待講演 ジペプチド合成酵素の発見とそれを用いたジペプチド生産(協和発酵バイオ生産技術研究所・所長)橋本 信一
- 招待講演 抗体酵素の新展開(阪府大院理・教授)藤井 郁雄
- 招待講演 加水分解酵素を用いる生理活性天然物の合成(東邦大薬・教授)秋田 弘幸
- 依頼講演 加水分解酵素を活用する不斉合成の新展開(静岡県大薬・教授)赤井 周司
- 依頼講演 三菱化学のバイオプロセス開発事例と将来技術について(三菱化学科学技術研究センターバイオ技術研究所・研究所長)上田 誠
- 依頼講演 2段階醗酵によるプラバスタチンナトリウム生産(第一三共)細渕 雅彦
- 依頼講演 化学−酵素法を相乗的に活用する有用物質合成(慶應大薬・教授)須貝 威
- バイオマスの新活用
- 招待講演 海洋藻類の燃料生産への応用(東農工大院生命機能科学・教授)松永 是
- 招待講演 グリーンプラスチックのバイオケミカルリサイクル(慶應大理工・教授)松村 秀一
- 招待講演 バイオマスからの効率的なバイオ燃料の生産技術(神戸大自然科学系先端融合研究環・環長)福田 秀樹
- 招待講演 植物バイオ研究は遺伝子機能実用時代へ(奈良先端大バイオサイエンス・教授)横田 明穂
- 依頼講演 政策動向にみるバイオ燃料の現状と未来(三菱総合研究所)井上 貴至
- 依頼講演 微生物産生ポリヒドロキシアルカン酸(PHA) の実用化に向けて(カネカイノベーション企画部・カネカフロンティアバイオ・メディカル研究所)○藤木 哲也・大窪 雄二・上田 恭義
- 依頼講演 循環型機能性素材としてのグルコースポリマーの開発(江崎グリコ)栗木 隆
- 依頼講演 遺伝子組換え酵母による高光学純度乳酸生産(仮題)(トヨタ自動車・豊田中研)○多田 宣紀・大西 徹・松下 響・石田 亘広・嶋村 隆
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