会 期:2019年10月15日(火)~17日(木)
会 場:タワーホール船堀
問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部
Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163
主催:公益社団法人日本化学会
後援:
文部科学省,
経済産業省,
国立科学博物館,
科学技術振興機構,
日本化学工業協会,
新化学技術推進協会,
産業技術総合研究所,
理化学研究所,
量子科学技術研究開発機構,
物質・材料研究機構,
江戸川区
2019/10/11 ノーベル賞解説講演会に吉野彰先生の登壇決定!!
2019/10/11 From Japan to World ~ Let’s Enjoy Chemistry! 開始時刻変更
2019/10/10 開会式情報を掲載しました
2019/10/10 学生ポスター 発表中止 P2-099
2019/10/08 博士課程学生オーラルセッション(1) プログラム修正
2019/09/30 学生ポスター 演題変更 P9-066
2019/09/30 学生ポスター 発表者名変更 P8-087
2019/09/12 学生ポスター 研究場所変更 P6-089
2019/09/11 学生ポスター 発表中止 P8-062、P7-104
2019/08/01 プログラム公開
汚れているよりは、きれいにしている方が快適で気持ちがよいことは言うまでもありません。日本では、古代日本神話の「古事記」の中で初めて登場して以来、身を浄める風習が定着しています。現代ではほぼ毎日、顔や体を洗い、洗濯、掃除など身の回りをきれいにして快適な生活をしています。本セッションでは、「様々な対象を清めるとか浄める」ことに関する現象やメカニズムを化学の視点を交えて解明し、キレイを実現する研究・技術を紹介するとともに、きれいにすることがこころの状態にまで影響する可能性についても議論します。
化学技術を駆使して有用な物質を提供する一方で、 CO2やフロン類等の温室効果ガスによる地球温暖化の議論が日増しに高まっております。暮らしと化学が切り離せない状況で化学産業界は、環境負荷を低下させつつ機能を提供するために様々な開発を実行しております。本セッションでは、CCS(二酸化炭素貯留技術)などの排出抑制対策や、低GWP(地球温暖化係数)化合物開発の等の温室効果ガス対策の最前線を紹介します。
ファインバブルは100μm以下の気泡と定義され、現在農業、水産、環境、食品など様々な分野で活用されています。ファイン化することで期待される気液界面積の増大に加え、内圧増加、帯電などの特徴から化学・化学工学分野での研究も活発になっています。本セッションではファインバブルの基礎とその応用について紹介します。
本セッションは、化学フェスタでポスター発表する博士課程学生に、口頭発表をしてもらい博士課程学生を励ます場、博士学生を中心とした、産官学の立場・世代を越えた交流の場を提供することが目的です。さらに、博士学生同士の交流も目的としています。他大学の博士課程学生との横のつながりも作ってみませんか?優秀な発表については「CSJ化学フェスタ博士オーラル賞」が授与されます。
10月15日(火)
10月16日(水)
自動車のEVシフト,再エネの導入拡大,蓄電池自体の大幅な価格下落などを背景として,電池を取り巻く状況は刻々と変化しています。本セッションでは,社会実装を目指す次世代電池を担う技術(電池の夢)を主題として,リチウムイオン電池,レドックスフロー電池,その他の新型電池を支える革新的な材料技術について,化学の視点で論じます。
これまでに、多種多様なソフトアクチュエータが、物質科学、物理、生物、工学の基礎的な観点からだけでなく、軽量、加工性、強度、静音性、コストなどの観点も踏まえて開発されてきています。その中で高分子材料は、軽量で柔軟な材料が変形するための重要な役割と機能が求められます。高分子自身を「動かす」という、金属によるメカニクスとは異なる、繊細・微細な動きや多様なエネルギーの変換を可能にするアクチュエータや人工筋肉などへの応用につながり、大変期待されています。本セッションでは、ソフトアクチュエータについて基礎の話から分かりやすく解説していただくとともに、実用化に向けての開発状況を紹介していただきます。
有機分子の真の機能を引き出す上で、その分子の『態(状態)』を制御することが極めて重要です。近年、液体状態で光学特性・イオン伝導性・低粘性・高溶媒和力などの高い機能を示す物質群が続々と見出されており、有機材料化学の常識に新たな潮流が生まれています。有機物の液体らしさと機能の間にはどのような関係があるのでしょうか?本セッションでは、このような機能液体の最前線と今後の展望について、産官学の講師陣に御講演いただきます。
マテリアルズ・インフォマティクスを筆頭として、インフォマティクスは技術の世界を大きく変革し得る可能性を秘めています。この2年間インフォマティクス講演を企画し、適用検討事例などもいくつか紹介してまいりましたが、今後益々インフォマティクス適用の成果と課題が鮮明となり、また量子コンピュータによる計算処理の高速化などにより新たな魅力が見えてくることが期待されます。本セッションでは、その一端について産官学の講師陣に御講演いただきます。
相分離と聞いて何を想像しますか?水と油の分離でしょうか。相分離は、均一であった相が何かのきっかけで二つ以上の相に分離する現象です。洗剤や化粧品など生活用品のスケール、細胞膜やオルガネラの形成のマイクロスケール、さらにはRNAやタンパク質などのナノスケール相分離まで、各スケールで社会活動にも生命活動にも不可欠な現象でもあります。近年、細胞の中での相分離が大きな注目を集めています。本セッションでは、工業製品、有機合成と精製、超分子、生体分子、細胞の成り立ちや働きなどを、相分離をキーワードとして議論します。相分離現象の最先端を産業から基礎研究まで分野を横断して俯瞰し、新たな視点で生命の成り立ちと組織化の妙技に迫ることを目的にします。
化学合成技術のひとつであるフロー合成法は、廃棄物が少なく環境負荷の低減、効率性、安全性の面で多くの利点があります。従来はバッチ合成でなければ製造困難であった複雑な構造を有する化成品や精密化学品の製造をフロー合成で行う「精密フロー合成」技術が提案されています。本セッションでは、連続フロー合成技術の特徴、メリットを環境、エネルギー等のプロセス面から紹介すると共に、企業での検討事例を通し、その適用可能性について議論します。
ガスの深冷分離や吸着分離、液の蒸留などの物質分離を膜分離により低エネルギーで行うことは、化学プロセスの一つの夢と言ってよいでしょう。コスト低減のみならず、地球環境問題によい解決策を与える技術でもあります。その課題に挑戦している先生方、そして一部実用化している企業の方々の努力もあり、進展が見られるようになりました。本セッションでは、膜分離技術の最前線とその先を議論します。
近年、全固体電池をはじめとした次世代電池開発が盛んに進められており、その実現のためには、用いられている新たな材料の動作原理を深く理解し、制御することが必要となっています。そのために、動作環境下で材料をそのまま観測する「オペランド」計測技術の開発もまた盛んにおこなわれています。本セッションでは、電池材料をターゲットにした最新のオペランド計測技術の状況についてご紹介いただきます。
みんなそうしているから「修士を終えたら企業に就職」と漠然と自分の将来を決めていませんか?本セッションでは、博士は修士と何が違うのか、博士取得後にどのような人生が描けるのかを、産学官の第一線で活躍されているベテラン研究者の方々にご講演頂きます。また、学生時代に化学フェスタで「最優秀ポスター賞」を受賞した方が、その後どのように社会に羽ばたいたかについてもご講演頂きます。これらの講演を通じして、学生の皆さんが「自分が活躍する将来像」を具体的にイメージできるようにアドバイスを贈ります。
形あるものが生まれれば、そこに表面が生まれます。また、「もの」と「もの」が触れ合えば、そこに界面が生まれます。ものづくりの長い歴史と共に発展してきた表面・界面に関する研究について、時代と時代を繋ぐ界面ともいえる今年、改めて注目してみてはいかがでしょうか。本セッションでは、新しい時代を担う表面・界面の創製や計測について、世界の潮流を読みとり独自のアプローチを展開されている講師の方々からわかりやすくご紹介頂きます。
あなたに「こだわり」がないと面白い有機合成なんてできません!原料費、合成ルート、反応時間、収率、または最終生成物の純度など、研究者はいろいろな「こだわり」を持って研究しています。本セッションでは、産官学のトップ研究者が今、一番大事にしている「こだわり」を教えます。テコでも動かない「こだわり」で生み出された美しい天然物や革新的な薬理活性分子、あるいは生活を豊かにする機能性材料を紹介します。
(テーマ1)有機ものづくりの「こだわり」
(テーマ2)物性と材料合成における「こだわり」
(テーマ3)創薬研究における「こだわり」
(テーマ4)天然物合成における「こだわり」
バイオプラスチックは、微生物によって分解される「生分解性プラスチック」と、バイオマスを原料に製造される「バイオマスプラスチック」の総称です。プラスチックに起因する諸問題の解決ならびに資源循環社会の構築に向け、「生分解性」と「バイオマス」の特性を生かした様々な取り組みがなされています。本セッションでは、最先端の研究者の方々に御講演いただき、バイオプラスチックの今と未来を議論します。
合成化学の歴史は酵素を目指した触媒の進歩と共に歩んできたと言っても過言ではありません。触媒のおかげで材料特性を著しく向上させる機能性分子が開発され、さらには酵素の様な働きをする分子も開発されてきました。本セッションでは触媒反応場の新設計、人工光合成、機能素材の実用化、更に生命の神秘に迫るバイオ触媒など、最新の触媒科学を紹介することで、化学の発展に欠かせない触媒の重要性に迫ります。
(テーマ1)触媒反応場の新設計
(テーマ2)究極の触媒反応を目指す
(テーマ3)機能素材を作る
(テーマ4)未来を拓くバイオ触媒技術
「クスリ」は、どうやってできるのでしょうか?創薬では、新しい治療標的や独創的な戦略が常に求められており、広範な基礎科学分野にまたがって多様な専門家の英知と技術を結集させなければなりません。本セッションでは、医薬品開発の実例をもとに、ブレイクスルーとなるような新たな展開をどのように見出し、それを「クスリ」に結び付けるためにどのような戦略で研究を進めてきたかをご紹介いただきます。
熱を電力に変換できる熱電変換技術は、二酸化炭素を排出しない環境調和型の発電技術として注目を集めています。ゼーベック効果、ペルチエ効果が発見されてから約200年が経過しようとしていますが、近年、無機熱電材料のみならず、有機熱電材料や無機/有機ハイブリッド熱電材料なども相次いで開発されています。本セッションでは熱電変換技術の最前線を紹介します。
CSJ Chemistry Festa launched a new English session last year. The international participants enjoyed nice talks presented by international researchers and attractive round-table meeting with the active researchers. This year, 9th CSJ Festa expands the stage from world-to-Japan to Japan-to-world so that not only international but also Japanese researchers who have international career will give special talks about their global careers. The organizing committee welcome both international and Japanese researchers, postdocs, and students who want to be active in global stage of chemistry.
微粒子の濃厚分散系、いわゆる濃厚コロイドに使われる「分散・凝集」の技術は、セラミックス、電池材料、塗料をはじめとする材料分野だけでなく、食品、化粧品、医薬品、農薬など化学分野、さらにはセメントを通じてインフラ分野にも広くかつ深く関連しています。本セッションでは、幅広い分野の共通課題であるこの分散・凝集現象とその制御に加え、分散系からの乾燥・成膜化と乾燥粉からの均一再分散を含め、より総合的深くに議論する機会を設けます。
様々な分野で人工知能がとても注目されています。最近、材料開発の分野でも、第一原理計算や分子動力学計算に代表される計算科学に加えて、人工知能が駆使されるようになってきました。膨大で複雑な測定・計算データの解析や従来型の計算科学が苦手とする逆問題に対して人工知能の有効性が示されています。本セッションでは、人工知能を計算科学や測定データとうまく連携させた材料開発技術を紹介します。
ナノカーボン材料やパイ電子系材料は、これらの特性から光、電子、磁性などの機能を有する素材として活発に研究が行われています。また、ごく最近、ナノカーボンの珍しい分子挙動やこれらの材料の特性を活かした物質変換反応も報告されるようになり、本研究分野の新展開が大いに注目されています。本セッションでは、「ナノカーボン」と「パイ電子系」をキーワードとし、産官学の研究機関より最新のトピックを紹介していただきます。
近年、環境中に存在する未利用エネルギーを電力に変換する発電技術、いわゆるエネルギーハーベスティング技術に注目が集まっています。この技術は、充電や交換の必要がない電源として、ユビキタスネット社会やモノのインターネット(Internet of things, IoT)社会の実現には必要不可欠です。本セッションでは、振動発電、熱電、光電などの発電技術に係わる材料およびデバイスに焦点をあてたテーマを紹介していただきます。
物質の状態をナノレベルで分析し、材料科学や薬学、医学など広い分野での応用が期待される次世代の放射光施設が、東北大学のキャンパス内に設置されます。3月28日着工され、2023年秋に共用開始予定です。SPring-8は「硬X線」領域が主体ですが、次世代放射光施設は「軟X線」領域で従来の最も明るい施設の100倍以上の輝度と高いコヒーレンス性が特徴です。新薬の発見、新たな触媒や高分子材料など機能性材料の開発など期待されています。
報告書やプレゼンテーションで周りに差をつけられていませんか?自分の研究や仕事の成果が論文審査員や上司に評価してもらえずに悩んでいませんか?成果を正しく評価してもらうためには,高度な内容でもわかりやすく,より注目されるように世界に向けて発信することが重要です。そこで本セッションでは,プレゼンテーションを魅力的にする様々な方法を紹介する講演を通して,科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。
産学官R&D 紹介企画では,「R&D 展示」,「R&D 講演」および「ランチョンセミナー」への参加を募集します。企画の趣旨は以下のとおりです。
(1) 企業や国研が学生に向けて「事業や研究開発の概要」,「研究成果・技術・製品」,「キャリアパス」等々の情報を紹介し,学生が進路を考える契機となる場を提供する。
(2) 企業(試薬,機器,受託等),国研,大学が来場者に「技術や製品のPR」,「研究成果の発表」,「共同研究の提案」等々を行い,様々な連携や交流深耕の契機となる場を提供する。
本企画は回を重ねるごとに来場者も増え,年々注目度が増しています。今回は「ランチョンセミナー」の回数を増やし,来場者にPR できるチャンスが増えました。多くの学生と産学官の研究者が全国から集るこの機を逃さず,是非これらの企画にご参加下さい。なお,①における企業と学生の交流に際しては,日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守します。また,②で企業が実施する展示や講演においては,営業活動にならないようご留意いただきます。
出展社/機関名 | 10/15 | 10/16 | 10/17 | 出展内容 |
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旭化成株式会社 | ■ | ■ | 私たち旭化成グループは、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通して、社会に新たな価値を提供していきます。 | |
味の素株式会社 | ■ | ■ | 味の素グループは、「Eat Well, Live Well」の理念に基づく食品事業とアミノサイエンス事業を展開し、食生活、ヘルスケア、ライフサポートへ貢献しています。今回は、当社のアミノサイエンス事業におけるR&Dテーマの例を取り上げ、味の素グループの持つファインケミカルな側面をご紹介します。 | |
株式会社ADEKA | ■ | ■ | ADEKAでは、”先端技術で明日の価値を創造し、豊かなくらしに貢献するグローバル企業”の実現を目指しております。今回の展示では、ADEKAの幅広い研究開発活動の中から先端研究や環境負荷低減に繋がる製品の一部をご紹介します。 | |
出光興産株式会社 | ■ | ■ | 当社の研究開発では、経営戦略や事業戦略に沿ったテーマに資源を集中するとともに、気候変動対応や経営環境の変化など次の100年を見据えた研究開発を進めています。企業紹介ブースでは、高機能材分野及びエネルギー、気候変動対応分野の研究開発の一端をご紹介しますので是非お立ち寄りください。 | |
宇部興産株式会社 | ■ | ■ | 宇部興産は化学事業を中核に独創的な技術で時代の求めるモノづくりに携わってきました。ブース展示では多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動から生まれた特色ある製品や技術をご紹介します。 | |
AGC株式会社 | ■ | AGC(株)は、昨年7月に旭硝子(株)から社名を変更いたしました。従来からのコアテクノロジーである”ガラスと化学”を生かしつつより広い分野に向けて製品を展開して参ります。ブース展示では様々な体験型のサンプルを準備しております。是非ご体験下さい。 | ||
大阪大学 高等共創研究院/大学院理学研究科 | ■ | ■ | 環状分子シクロデキストリンのホストゲスト相互作用を用いて、非常に強靭であり、かつ、損傷に対して自己修復性を示す高分子材料(超分子材料)を開発しました。この分子設計は、多くの高分子材料に適用可能という特徴を有しています。 | |
大阪有機化学工業株式会社 | ■ | ■ | 『ユウキの力で未来へつなげる』アクリル酸エステルを柱として、私達の製品は暮らしの身近な場所の裏側で多彩な活躍をしています。ぜひ、一度ブースにてお話を聞きにきてください。 | |
花王株式会社 | ■ | ■ | ■ | 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。展示では、化学に関連した研究事例の紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。 |
株式会社カネカ | ■ | ■ | カネカは、専門化学会社として特定市場を選択し高いスペシャリティを備えた製品群を創出することを目標としています。高分子と発酵を基幹技術として、多様な要素技術とのシナジーにより様々な製品群を生み出しています。 | |
神戸天然物化学株式会社 | ■ | ■ | 当社は医薬から電子材料・バイオ関連まで幅広い領域で、ユーザー様の開発・生産支援を行う有機化合物のスペシャリスト企業です。当日のブースでは、当社のR&Dに関する内容をご紹介します。 | |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 | ■ | 技術を社会へ。産業技術総合研究所(産総研)は我が国最大級の公的研究機関として、全国11の研究拠点にて研究職員約2300名、事務職員約700名、契約職員約2600人が働いています。産総研の研究概要と若手人材活躍のための各種制度をご紹介します。 | ||
JSR株式会社 | ■ | JSRの概要と研究開発のトピックスを紹介します | ||
JNC株式会社 | ■ | ■ | 「優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ」地球温暖化、高度情報化など環境や社会が変化するなか、当社は先端化学技術を通して、食糧、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献してまいります。 | |
JXTGエネルギー株式会社 | ■ | JXTGエネルギー(株)は、エネルギー・資源・素材における創造と革新を通じて、社会の発展と活力ある未来づくりに貢献します。展示ブースでは、当社の研究開発の取り組みについてご紹介します。 | ||
昭和電工株式会社 | ■ | ■ | 昭和電工グループは、有機・無機・金属と幅広い素材製品開発を行ってきています。「個性派化学」をこれまで以上に融合・活用し、昭和電工グループとしての強みを発揮すべく取り組んでいる技術開発の一端を紹介します。 | |
信越化学工業株式会社 | ■ | ■ | 信越グループは、「素材と技術による価値創造を通じて、暮らしや社会と産業に貢献すること」を企業規範として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中から、産学官連携で九州大学との共同開発を行った高溶解性遷移金属塩触媒を用いたアルケンのヒドロシリル化反応についてご説明しますので、是非お立ち寄り下さい。 | |
住友化学株式会社 | ■ | 住友化学が研究開発においての基本戦略としている「創造的ハイブリッド・ケミストリー」を中心に弊社研究開発の基本的な考え方を示す展示を予定しております。 | ||
住友ベークライト株式会社 | ■ | ■ | ■ | 日本で初めてプラスチックを製造した歴史あるメーカーであり、常にパイオニアでありつづける住友ベークライト。伝統に培われた高度な技術力で数々の技術革新を成し遂げ、プラスチックの活躍のフィールドを拡げてきました。近年は、情報通信関連や医療バイオ関連など最先端分野にも積極的に取り組み、半導体・電子部品関連材料、自動車の金属代替プラスチック、医療機器など広範な分野に、SDGsに即した開発、ものづくりによる製品を提供しています。 |
積水化学工業株式会社 | ■ | 積水化学グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と 「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することを目指しています。本展示では、積水化学グループの研究開発活動の一端を事例を交えてご紹介します。 | ||
大鵬薬品工業株式会社 | ■ | ■ | 大鵬薬品は、経口抗がん剤のパイオニアとして、新薬を待つ人びとのために未知なる可能性に挑戦しています。ブースでは、抗がん剤の研究開発をケミストリーの側面からご紹介しますので、ぜひお立ち寄り下さい。 | |
太陽ホールディングス株式会社 | ■ | ■ | ■ | ◇◆世界No.1メーカー◆◇あらゆる電子機器に使用されているソルダーレジストという電子材料でトップシェアのメーカーです。ブースではこれからの成長を担う研究開発体制や新規事業についてご紹介いたします。 |
DIC株式会社 | ■ | ■ | ■ | DICグループは、ブランドスローガン「Color & Comfort」のもと、サステナブルな社会への貢献を目指し、光学・色彩、有機分子設計、高分子設計、分散等の基盤技術と、合成、配合、表面処理などの各種要素技術を駆使した高付加価値製品の開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「開発事例」などをご紹介します。 |
帝人株式会社 | ■ | ■ | テイジンは、ブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「マテリアル」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは、研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)をご紹介します。是非お越し下さい。 | |
デンカ株式会社 | ■ | ■ | ■ | Denka(デンカ株式会社)は、無機・有機化学品から電子材料、医薬にいたる幅広い分野でグローバルに展開する総合化学メーカーです。当社の概要や製品群、研究開発体制についてご紹介します。 |
東ソー株式会社 | ■ | 東ソーは「化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する」という企業理念の元、GSCに関連した企業活動を推進しております。企業紹介ブースでは、当社研究開発部門について紹介いたします。是非お立ち寄り下さい。 | ||
株式会社トリケミカル研究所 | ■ | ■ | ■ | トリケミカル研究所は半導体向け高付加価値化学薬品(ウルトラファインケミカル)を開発・製造・販売している企業です。今回CSJフェスタ初出展ということもあり、当社の概要や研究開発体制、及び開発成果の一例をご紹介し、一人でも多くの学生の皆様に当社を認知していただけたらと思います。 |
ニチアス株式会社 | ■ | ニチアスは、断熱分野のパイオニアとして創業120年以上の歴史をもつ会社です。省エネやCO2の排出量削減を支える「断熱」技術や、環境汚染防止に役立つ「シール」技術をはじめ、産業界に欠かせない製品を提供しています。ブース展示では事業概要や「断つ・保つ」の製品郡をご紹介します。 | ||
日揮ユニバーサル株式会社 | ■ | ■ | ■ | 日揮ユニバーサル株式会社は、米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として50年以上の歴史を誇ります。ここでは、触媒の委託製造・工業化の活動、ならびに環境浄化用触媒に関わる事業をご紹介します。 |
日産化学株式会社 | ■ | ■ | 化学の可能性をもっと広げる会社へ。日産化学は「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」を目指し、機能性材料分野とライフサイエンス分野で新しい価値の創造に取り組んでいます。 | |
日本軽金属株式会社 | ■ | 日本軽金属グループは、創業以来アルミニウムの原料から加工製品 に至るまで、幅広い製品を扱ってきたアルミニウム総合メーカーで す。私達は「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」という スローガンの元、「様々な特長を持つ」アルミに関する豊富な知見 を活かして、全社一丸となってお客様に新しいソリューションを提供しています。当日は、アルミニウムの原料となる化学品分野や、 アルミ材料分野の製品をご紹介いたします。 | ||
株式会社日本触媒 | ■ | 日本触媒は「Techno Amenity - 私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」という企業理念のもと、技術で社会に貢献します。既存事業の一層の強化を図りつつ、ライフサイエンス、エネルギー・資源、情報ネットワーク等の新規事業分野にも挑戦しています。当日は当社の強みやR&D活動についてご紹介します。 | ||
日本ゼオン株式会社 | ■ | ■ | 日本ゼオンの挑戦心を支えているのは、研究開発や新規分野への投資を惜しまず、社員の自由な発想を大切にする、一貫した経営姿勢にあります。 | |
パナソニック株式会社 | ■ | パナソニックは、世界中のお客様一人ひとりにとっての「よい良いくらし、より良い世界の実現」を目指しています。展示では、幅広い事業分野を持つ当社ならではの、化学系出身の技術者による研究・開発事例や、多種多様なチャレンジの場・活躍のフィールドをご紹介します。 | ||
浜松ホトニクス株式会社 | ■ | ■ | ATR専用のテラヘルツ波分光分析装置を展示します。本装置は、当社独自に設計をしたテラヘルツ波発生、検出素子を一体化したプリズムを採用することで、環境中の水蒸気の影響を受けずに計測をすることができます。 | |
株式会社ビザスク | ■ | ■ | 業界調査やユーザーヒアリングなど、研究開発時の情報収集・仮説検証の際、求める知見を持つアドバイザーと1時間のインタビューが実施できる「ビジネス領域のナレッジシェアプラットフォーム」です。 | |
富士フイルム株式会社 | ■ | 富士フイルムは、高機能材料、ヘルスケア、グラフィックシステム、光学デバイスなど幅広いフィールドで、世の中に新しい価値を生みだそうと挑戦し続けています。展示ブースでは、その製品や技術の一部をご紹介いたします。 | ||
北興化学工業株式会社 | ■ | ■ | ■ | 北興化学はグリニャール試薬の製造をコア技術とし、様々な化合物を製造・販売しています。有機リン化合物、機能性モノマーなど、幅広い分野で用いられる化合物を確かな技術で提供しています。 |
三菱ガス化学株式会社 | ■ | 三菱ガス化学は独自技術に立脚し、常に新しい技術と価値の創造に挑み続けています。今回の展示では、ガスバリア性に優れた樹脂である「MXナイロン」と光学特性に優れた特殊ポリカーボネート樹脂である「ユピゼータEP」について、ご紹介します。 | ||
三菱ケミカル株式会社 | ■ | 三菱ケミカル(株)の現在と目指している未来、そして未来を現実のものとするために行っている研究開発についてご紹介致します。 | ||
ユシロ化学工業株式会社 | ■ | ■ | ■ | 切断傷を再接触のみで自己修復するウィザードゲルを展示します。実物を展示しますので、是非、お立より下さい。 |
ライオン株式会社 | ■ | ■ | ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および技術の一例をご紹介します。 |
参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、連携事例や グローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴を紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者から管理部署のマネージャまで、参加機関により様々です。失敗・挫折・苦労のエピソードや、「これがうちの面白いところ」、「この技術は世界でうちが一番」といったユニークな話や自慢話など、日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。
10月15日(火)
“DAKE JA NAIテイジン!”でおなじみの帝人、会社の歴史をふり返っても、自身のキャリアをふり返ってもまさに“DAKE JA NAI”の連続でした。大学発ベンチャーから始まったDNAがチャレンジを歓迎する風土の源泉にあります。素材開発、人財開発、水処理、機能性食品素材・・と経験する中で考えてきたことや楽しみなどをご紹介します。
私たちTOTO株式会社は創業100年を超える水まわりの住宅設備メーカーであり、ウォシュレットやユニットバスなど、市場を先取りした「新しい生活文化」を創造してきました。本講演では、具体的な商品開発事例を通して、快適な水回り空間を創るために必要となる化学との関わりをご紹介します。
10月16日(水)
アブラヤシをはじめとする多くの植物から得られる固体油脂は、食油と競合しない一方、これまで洗浄には不向きとされていました。花王は、この固体油脂を原料として、洗浄用途に適した界面活性剤「Bio IOS」の開発に成功しました。「Bio IOS」は、これまで両立不可能と考えられていた高い活性と高い水溶性を両立しており、世界初の「サステナブル界面活性剤」として衣料用洗剤に投入されました。この界面活性剤の開発経緯を紹介します。
昭和電工グループは、有機・無機・金属と幅広い素材製品開発を行ってきています。「個性派化学」をこれまで以上に融合・活用し、昭和電工グループとしての強みを発揮すべく技術開発をしています。その一端として、国プロも活用して取り組む計算科学、融合テーマの一例である銀ナノワイヤ透明導電フィルム開発を紹介します。
10月17(木)
金のナノ粒子は金色ではなく赤色を呈し、ガラスの着色に利用されています。これはナノサイズでのプラズモン共鳴により、光との相互作用が変化するからです。このようなナノ粒子材料の理論計算による色彩予測について、応用例とともに紹介します。
表題の研究について「企業で使える」という視点を含めながら紹介します。例えば、材料開発のヒントを得るために材料作製時の現象を実験とシミュレーションの双方から可視化した事例、この研究を支えるソフトウェアの開発事例などを紹介します。
CT測定によって部材の内部構造を三次元可視化することで、微細発泡構造やその分布状態の非破壊観察が可能です。マルチマテリアル材料内部の材質分布や配向特性をCT画像解析に基づき評価した結果を紹介します。
「ランチョンセミナー」は、昼食付の講演です。参加機関の全体像やR&D アクティビティ,PR したい研究成果や製品開発事例,人材育成やキャリアパス,連携事例やグローバル展開など,参加機関が工夫を凝らした種々のプログラム内容で,かつ,アットホームな雰囲気で質疑応答が行われます。奮ってご参加下さい。
デンカ(株)は、セラミックス、合成樹脂、合成ゴムなどの素材から、電子材料、食品包装材料、医薬品など、社会の基盤を支える様々な製品を生産する化学会社です。当社の概要、及び、研究開発とオープンイノベーションについてご紹介するとともに、先進技術研究所にて研究開発を進める研究員の活動内容についてお話しします。
日本企業が実施してきた開発事例を中心に、1920年代から現在まで約100年にわたる分析機器開発の歴史について解説します。特に日本分析機器工業会、日本科学機器協会認定の「分析機器・科学機器遺産」について紹介します。また当工業会が中高生・大学・社会人向けに実施している分析技術に関する教育事業についても紹介します。
学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として,学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については,「発表者の研究への寄与」,「質疑応答」,「研究の独自性と発展可能性」などを基準に産業界とアカデミアの審査員が審査し,優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。中でも最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞(CSJ 化学フェスタ賞)」には副賞を贈呈するとともに,「化学と工業」誌(2020 年1 月号)へ受賞者コメントを掲載します。 (参考:前年度の受賞者コメント)また,会場では同時に産学官R&D 紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され,学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。
分野 | 10/15 | 10/16 | 10/17 | ||||||
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1. 物理化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
2. 無機化学・分析化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||||
3. 有機化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
4. 錯体・有機金属化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
6. 高分子化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
7. 触媒化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | |||||
8. 材料化学 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
本年度ノーベル化学賞を受賞した吉野彰先生による世界一早いノーベル化学賞受賞記念講演を実施します。
本講座は、大学生・高校生が将来化学者となって社会に貢献することを応援する企画です。「講演会」では、大学・企業・専門機関でご活躍の方から、化学を志したきっかけ、研究の面白さを経験談を交えてお話し頂きます。高校生を対象とする「ポスター発表会」では、日本化学会主催の実際の学会会場で、研究発表して頂き、直接、大学教授や企業研究者と意見交換して、化学を通じた社会との繋がりを実感して頂きます。
健康を気遣う皆さんへ話題提供です。お茶、コーヒー、青魚、オリーブオイル、海藻、ワインなど伝統的で身近な食品の機能やその役割を、化学の視点でとらえ健康作りに役立てていただきます。化学とバイオの技術進歩により、伝統的な食品についても新たに健康機能を有する成分が明らかになってきています。本セッションでは、健康長寿につながる食品について、ホットな話題を、様々な切り口でエキスパートの先生方からわかりやすくお話ししていただきます。健康に興味を持つ一般の方から化学者まで、多くの方のご参加をお待ちしています。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、FCV用燃料電池に関する技術課題の共有及び討議を目的として、本年1月22日に、「FCV課題共有フォーラム」を開催し、トヨタ自動車、本田技術研究所、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)らからの講演を踏まえ、今後の研究開発の方向性を議論しました。今回はその内容をさらに掘り下げ、今後のFCVの大量普及に資する産学官連携研究開発の具体的アプローチを明らかにします。
本企画では、出版のプロが英語での原稿作成や論文執筆に関するノウハウや論文掲載の合否を決める査読プロセスの要点を提供します。また、研究発表のセッションでは「伝わる」プレゼンテーションのコツの紹介、キャリア選択のセッションでは、様々な出版関係の仕事に就かれている各パネリストの業務紹介に続き、パネルディスカッションを行います。出版業界に興味のある学生皆様のご参加をお待ちしております。
20世紀の産業では大量生産・大量消費による環境問題が発生しました。現代の産業には、環境問題となる原因物質の低排出化、回収、再資源化による物質循環を前提とした消費・再生の循環を基盤とする技術が求められます。産業の発展と環境保全を両立させた社会を構築し、現代から未来に渡って人類の繁栄を持続させていくことが必要です。本企画では、物質循環のうち、特にC, N, Pの循環に貢献する産総研の化学技術を紹介します。
細胞の中身は何ですか?細胞には、多種多様な生体分子が驚くほど高濃度(200 g/L~400 g/L)に存在します。この生体分子は、細胞体積の約40 %を占めています。我々はこのような細胞の中の分子環境を「分子夾雑」と呼んでいます。生命が誕生してから40億年、生体分子は分子夾雑環境でその機能を最適化してきました。生体分子の物性を解明し、細胞や生命体の本質を理解し、さらに合理的に制御するには、分子夾雑の化学が必要不可欠です。本テーマ企画では、分子から植物まで、分子夾雑を化学する取り組みを紹介し、分子夾雑の重要性を議論します。
データベースや機械学習による解析を活用して、新規高機能性材料の創製やその効率的開発を実現するマテリアルズ・インフォマティクスが、有機・高分子系材料に利用可能か議論します。構造の不確からしさや製造プロセス依存性など、有機・高分子特有の課題を含め本分野を牽引する先生方にご講演いただきます。また、量子科学技術研究開発機構(量研)におけるグラフト重合法で作製した高分子機能性材料への取組みを紹介します。
ユビキチンは、タンパク質をごみ箱へ捨てるための目印になる小さなタンパク質です。今では、ユビキチンがタンパク質の機能変換のための素子として考えられるようになり、将来的には「ユビキチン創薬」への応用展開が期待されています。新機軸のユビキチン解析ツールを開発するためにはどのような化学が今必要なのかについて、ユビキチン研究の現況と合わせて報告します。
低分子医薬品や高分子バイオ医薬品に加え、天然物や環状ペプチド、複合糖質などそれらの中間の分子量を持つ「中分子(分子量:500~3,000)」が新規生物機能分子、医薬品候補として注目されています。この企画では、(1)優れた生物活性を持つ中分子のデザインについて議論するとともに、(2)反応集積化による中分子の効率合成、さらに(3)中分子戦略によって生み出された高次機能中分子について紹介します。