化学と教育

Vol.46 No.4 1998

Copyright 1998 by the Chemical Society of Japan



□ 化学教育 徒然草
ほんとのところ渡辺  正199
□ ヘッドライン:酸素の化学
化学発光と酸素徳丸 克己200
酸素による金属の酸化―金属を燃やすと何ができるのか井本 英夫204
油脂の酸化大勝 靖一210
炭化水素の酸素酸化右田 俊彦214
自然界の硫黄―酸化状態はどう決まるのか酒井  均218
酸素分子の電解還元手塚  還222
□ レーダー
ロンドン科学博物館の化学史資料若林 文高226
分子一つを測る北森 武彦228
□ 講座:現代社会を支える高分子材料(4)
身近な高分子材料緒方 直哉230
□ 講座:どうしてそうなるの(2)
ゴムはどうして弾性を示すのか―ゴムの弾性は空気や水と同じ古田  勲234
□ ヘッドライン:有機化合物に関する実験
構造異性体(アルコールとエーテル)安樂  貢(加藤 政夫)240
プロパノールの酸化新井 君男(藤原 孝行)242
セッケンと脂肪酸の行ったり来たり―化粧セッケンからの脂肪酸の遊離・中和法によるセッケンの合成 平山美知子(山口  崇)244
ベンゼンからアゾ染料の15分間合成土屋  徹(冨永 和行)246
アミノ酸とタンパク質―グリシン,チロシン,シスチンの性質とタンパク質の性質 坂井 秀敏(猪俣 一教)248
有機実験改良のための2,3のヒント―より速く,簡単,確実に 岸田  功(堂庭 雅夫)250
α-ナフトールフタレインの合成と酸塩基指示薬としての利用 守本 昭彦(多田 哲郎)252
◆編集後記…274
★会告…255


次 号 予 告 46巻5号 ヘッドライン:海と化学

ヘッドライン海水の化学功刀 正行
熱水噴出口・深海底の化学蒲生 俊敬
海底鉱物資源伊達 二郎
マリンバイオ研究の展開松永  是
CO2ガスハイドレートの化学と利用大隅多加志
講    座どうしてそうなるの中谷  隆
レーダー,化学実験虎の巻,投稿原稿,など。