(2005.10.31 掲載)

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日本化学会技術開発フォーラム 『柳田祥三フォーラム』(第4回)


主催 日本化学会産学交流委員会


日本化学会では変革しつつある化学工業の課題について、企業の若手の人材が一堂に会し、異業種、異分野の交流、研究課題の進め方、テーマ探索等を題材に自由に意見を交換し、多岐にわたる広い人脈の形成と自己を磨く場として 「技術開発フォーラム」を設けております。

このたび、色素増感型太陽電池、マイクロ波応用技術、希土類発光体など、環境基軸化学の幅広い分野で世界的に活躍されている柳田祥三教授 (大阪大学名誉教授) を塾長とする「第4回柳田祥三フォーラム」を下記により開催します。

今回の主題「イオン液体」とは、a) 蒸気圧を持たない、b) 有機物でありながら不燃性、c) 熱的・電気的に安定、d) 無色透明、f) 液晶を形成する、と言った諸特性をもつ室温有機溶融塩物質です。イオン液体の基礎物性とその応用面で活躍されている方々にご講演頂き、これからの環境基軸化学に一石を投じるフォーラムとします。ふるってご参加ください。


 
主題「環境基軸化学を拓く”イオン液体 ”の特性・機能とその応用」
会 期:11月25日(金)〜26日 (土) 1泊2日(25日12時 集合、26日正午解散)
会 場:和光純薬鞄忠ヘ原研修所(静岡県熱海市泉232-8)

【プログラム】(予定、仮題)
  • 11月25日(金)
    (13:00〜14:00)
    1. イオン液体ならしめているものは?
      (千葉大学大学院自然科学研究科多様性科学専攻教授) 西 川 恵 子 氏
      (14:00〜15:00)
    2. イオン液体の表面・界面挙動
       (名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻化学系助教授)大 内 幸 雄 氏
      (15:00〜15:20 休憩)
      (15:20〜16 :20)
       
    3. イオン液体は生体触媒の新たな反応場となり得るか
      (九州大学大学院工学研究院応用化学専攻教授)後 藤 雅 宏 氏
      (16:20〜17:20)
    4. イオン液体と液晶の組み合わせによる新機能化
      (東京農工大学大学院共生科学技術研究部教授)大 野 弘幸 氏

       夕食・懇談・ショートトーク(参加者全員)
      (18:00〜22:00)
       イオン液体で何が起こり、何ができるか(第1回イオン液体国際会議報告)
      (15分)
      (大阪大学先端科学イノベーションセンター特任教授)柳 田 祥 三 氏


  • 11月26日(土)
    (9:00〜10:00)
    1. イオン液体のイオン性評価と電子特性
      (横浜国立大学大学院工学研究院物質工学科教授)渡 邊 正 義 氏
      (10:00〜11:00)
    2. イオン液体は液体か?磁性イオン液体との遭遇
      (東京大学大学院理学系研究科化学専攻教授)濱 口 宏 夫 氏

対  象:大学または企業等に所属する30〜50歳前後で、グループリーダー、主任、マネージャーなど。
参 加 費:20,000円 (入会金、1・2・3回目のフォーラム参加者は不要)
20,000円 (参加費 : 1回につき)
申込締切:平成17年11月17日(木)
定  員:40名になり次第。ただし、申込み多数の場合は年齢層、業種別等により人選させていただくことがありますので、ご了承下さい。
申込方法:第4回「柳田フォーラム」参加申込書と標記し、(1)氏名(フリガナ)、(2)生年月日、(3)勤務先・職名、(4)連絡先(郵便番号、所在地、電話、Fax、e-mail)、(5)第1、第2回、第3回フォーラムへの参加の有無、を明記のうえ、e-mailまたはFaxでお申込み下さい。
申 込 先:101-8307千代田区神田駿河台1-5 日本化学会産学交流委員会 柳田フォーラム係(電話:03-3292-6163、Fax:03-3292-6318、e-mail:oota@chemistry.or.jp)
以上


公益社団法人 日本化学会
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
Tel: 03-3292-6161
Fax: 03-3292-6318
E-mail: oota@chemistry.or.jp
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