Copyright 2004 by the Chemical Society of Japan (2004.03.24掲載)


日本化学会産学交流委員会特別企画
ナノとバイオの接点:ナノバイオの産業技術化に向けて

主催 日本化学会産学交流委員会


  • 日 時 平成16年3月27日(土)9:00〜12:00
  • 会 場 日本化学会第84春季年会S6会場(関西学院大学西宮上が原キャンパスB号館302号室)
  • 趣 旨
     基盤科学技術としての「化学」の重要性がいわれて久しい。しかしながら、「バイオテクノロジー」や「ナノテクノロジー」など、一般の人々にもなじみのある次世代の基幹技術として「化学」が主要な役割を担っていることはあまり知られていない。
    最近、ナノとバイオの融合、あるいは生命を化学の視点を意識し、新たな科学技術の創成を意識した動きが広まっている。我が国においてナノとバイオの融合については、化学系企業よりも、電子・機械産業の取り組みが積極的である。
    本企画では、産官学の最新の取り組みの紹介を通じて、化学系企業の今後の可能性を考えていただく契機としたい。
  • 内 容
       
    • 全体紹介
      『産・学・官の取組み概要』
      (化学工学会部長・東京大学総合研究機構ナノマテリアルセンター)渡邉 英一 氏

    • パネル討論
      (1)学の取組み
      1. 「生命化学」と次世代化学産業
        (徳島大学薬学部教授)馬場 嘉信 氏
      2. アッセンブリー、ディスアッセンブリーのプロセッシング:バイオナノテクノロジーの新たな展開
        (東北大学多元物質科学研究所教授)阿尻 雅文 氏
      (2)産の期待、取組み
      1. テルモにおけるリポソームDDSの研究開発
        (テルモ褐、究開発センター副所長)手塚  徹 氏
      2. キャピラリー・ビースの開発
        (鰍cNAチップ研究所常務取締役)下田 正文 氏
         
  • 参加費 無料。 

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