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アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP)

はじめに

春季年会では「化学の応用」、「実用化」、「事業化」を中心とする産学連携のための企画“アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP)”を実施しています。当該分野のトップランナーによるオーガナイズならびに基調・招待講演などにより、活発な討論が行われ会場は活気あふれたものになり、多くの参加者から好評をいただき、春季年会の新機軸として成功を収めております。

今年で5回目を迎える第89春季年会のATPでは、従来の「材料化学」「バイオケミカル」分野に加え、新たな分野「環境・新エネルギー」を新設し、「未来社会を創造するケミカルテクノロジー:材料化学,環境・新エネルギー,バイオケミカル」というテーマで、昨年を越える魅力的なプログラムにするべく準備をすすめております。産業界・大学からの積極的な参加を期待いたします。

最新情報は本ページにて随時公開していきますの御覧下さい。

ATPの特色について

  • 産業界の方々を中心に、企画、立案を行い、セッションオーガナイザーおよび座長への積極的な参加をして頂くなど、従来の春季年会発表会場(アカデミック・プログラム)とは独立の目的、内容、基準により運営します。
  • 積極的に基調講演、招待講演、依頼講演を採用し、議論・意見交換の時間も十分に取り入れています。
  • ニーズ志向、アウトプット、製品名、実用例などを意識したプログラム編成、会場構成とします。
  • 既発表のもの、特許化・製品化したもの、知的財産戦略や特許化の関連より「化合物A、B」による発表が可能です。
  • 大学発の実用化、ベンチャーへの取り組み、シーズ開発研究の発表も可能です。

討論主題

『未来社会を創造するケミカルテクノロジー:材料化学,環境・新エネルギー,バイオケミカル』

実施予定日

開催日 開催分野 
平成21年3月27日(金)・28日(土) 材料化学、環境・エネルギー
平成21年3月29日(日)・30日(月) バイオケミカル

セッション一覧

特別基調講演

『企業で独創性を発揮する-質量分析開発から学んだこと-』 田中耕一氏(島津製作所・フェロー)

材料化学

セッション名 オーガナイザー
T1.超ファインパターン形成技術・材料の最前線
 EUVリソグラフィ 田川精一(阪大産研・教授)
 ナノインプリント 松井真二(兵庫県大高度産業科学技術研・教授)
T2.ディスプレイ用材料の開発最前線
 フラットパネルディスプレイ 下平美文(静岡大院創造科学技術研究部・教授)
 OLED 村田英幸(北陸先端大マテリアル・准教授)
 電子ペーパー 小林範久(千葉大院融合科学・教授)
T3.光学材料の開発最前線
 有機系光学材料 横山士吉(九大先導研・教授)
 ポリマー光学材料 小池康博(慶應大理工・教授)
 無機系光学材料 西井準治(産総研光技術研究部門・主幹研究員)
T4.プリント・ストレージ用材料の開発最前線
 インクジェット材料 小関健一(千葉大工・准教授)
 ホログラフィックメモリー材料 志村 努(東大生産研・教授)
T5.未来材料
 先端機能材料 細野秀雄(東工大フロンティア研究センター・教授)
 ナノ触媒材料 増田秀樹(名工大院工・教授)
 生体模倣触媒

環境・新エネルギー

セッション名 オーガナイザー
T6.環境
 革新的省エネ省資源プロセス 辰巳 敬(東工大資源研・教授)
 可視光光触媒 佐伯義光(TOTO・執行役員/光触媒事業推進部長)
 高効率分離技術 小堀良浩(新日本石油水素新エネ研・プリンシパルリサーチャー)
T7.新エネルギー技術
 次世代蓄電技術 逢坂哲彌(早大先進理工・教授)・大崎隆久(東芝SCiB開発製造部)
 燃料電池・水素エネルギー技術 太田健一郎(横国大院工・教授)
 次世代太陽電池 瀬川浩司(東大先端研・教授)

バイオケミカル

セッション名 オーガナイザー
T8.グリーンバイオ
 バイオコンバージョン 鴻池敏郎(塩野義製薬)・須貝 威(慶應大薬・教授)
 バイオマスの新活用 大橋武久(奈良先端大バイオサイエンス・客員教授)・跡見晴幸(京大院工・准教授)
T9.フロンティアバイオ
 ナノバイオ・バイオ計測 秋吉一成(東医歯大生材研・教授)・渡邉英一(東大院工・産学官連携研究員)・磯部直彦(住友化学・主席研究員)・高柳輝夫(第一三共・監査役)・深瀬浩一(阪大院理・教授)
 バイオマテリアル・先端医工学