第8回CSJ化学フェスタ2018 ―日本化学会秋季事業―



会 期:2018年10月23日(火)~25日(木)

会 場:タワーホール船堀

問い合わせ:公益社団法人日本化学会 企画部

Mail festa@chemistry.or.jp / Tel 03-3292-6163



主催:公益社団法人日本化学会
後援: 文部科学省, 経済産業省, 国立科学博物館, 科学技術振興機構, 日本化学工業協会, 新化学技術推進協会, 産業技術総合研究所, 理化学研究所, 量子科学技術研究開発機構, 物質・材料研究機構, 江戸川区



プログラム

プログラム変更情報

2018/10/30 学生ポスター 発表中止 P1-097、P8-078、P9-062

2018/10/17 バイオベンチャー 講師変更 高橋宏之 氏 → 篠澤裕介 氏(株式会社リバネス 創業開発事業部・部長)

2018/10/16 学生ポスター 発表中止 P1-004

2018/10/09 錯体化学会特別企画:いま学界に何をもとめるか。基礎研究か応用研究か? プログラム公開

2018/10/09 学生ポスター 発表中止 P3-058

2018/10/05 ノーベル賞解説講演会 プログラム公開

2018/09/05 学生ポスター 発表中止 P4-022、P7-058

2018/08/29 学生ポスター 演題変更 P2-089

2018/08/24 産学官R&D紹介企画 セッション&ランチョンプログラム公開

2018/08/01 プログラム公開

フェスタ企画

テーマ企画

化学は様々な分野で科学技術の発展を牽引し、未来社会に向けたイノベーションの主役を担っています。テーマ企画では、多様な分野で新たな価値を生み出している化学技術や化学素材など化学に関わる研究開発の最前線から、化学の将来を担う学生に向けたチュートリアルまで、多岐にわたる多くの魅力的なテーマを企画しています。多くの皆様の参加をお待ちします。

10月23日(火)

分子や結晶をねじったり曲げたりしてみよう~新しい機能性分子の創製可能性を探る~ 担当委員:○舟橋正浩(香川大学)、海老根俊裕(DIC)

パイ電子共役系をもつ分子は通常、平面構造になっています。また、自然に成長した結晶の表面は平面です。しかし、それらを無理やりにねじったり、曲げたりすることにより、様々な特性が発現することがわかってきました。また、外部刺激で曲がる結晶にも興味が持たれています。本セッションでは分子や結晶をねじったり曲げたりして生まれる新しい機能性物質の世界を取り上げます。曲った分子の機能、ねじれた分子の物性、ねじれた分子を作る不斉合成、光を当てると曲る不思議な結晶についての講演を行います。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時25分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
舟橋正浩(香川大学 創造工学部・教授)
13:05-14:05
ボウル型に曲がったパイ共役系分子
雨夜 徹(大阪大学 大学院工学研究科 応用化学専攻・講師)
14:05-15:05
ねじれたπ電子系からの円偏光発光
森崎泰弘(関西学院大学 理工学部・教授)
15:20-16:20
ねじれた分子のデザイン・合成・応用
小笠原正道(徳島大学 大学院社会産業理工学研究部・教授)
16:20-17:20
光で結晶を曲げる
小畠誠也(大阪市立大学 大学院工学研究科・教授)
17:20-17:25
閉会挨拶
海老根俊裕(DIC株式会社 技術企画部・担当部長)

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化学のプレゼンに役立つKNOW-HOW 担当委員:石田玉青(首都大学東京)、佐藤浩太郎(名古屋大学)、○竹岡裕子(上智大学)、長崎幸夫(筑波大学)、藤原隆司(埼玉大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)

報告書やプレゼンテーションで周りに差をつけられていませんか?自分の研究や仕事の成果が論文審査員や上司に評価してもらえずに悩んでいませんか?成果を正しく評価してもらうためには,高度な内容でもわかりやすく,より注目されるように世界に向けて発信することが重要です。そこで本セッションでは,プレゼンテーションを魅力的にする様々な方法を紹介する講演を通して,科学者・技術者のアピール力向上に大いに役立つコツを伝授します。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時10分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
竹岡裕子(上智大学 理工学部・教授)
13:05-13:50
シミュレーションとビジュアリゼーション
森田裕史(産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター・研究チーム長)
13:50-14:35
データをデザインする
木村博之(株式会社チューブグラフィックス・代表取締役)
14:35-15:20
研究のビジュアルデザイン
田中佐代子(筑波大学 芸術系・教授)
15:25-16:10
納得を生むプレゼンテーション
三輪佳宏(筑波大学 医学医療系・講師)
16:10-17:05
Before and after 伝わりやすいプレゼンテーション構成
小林麻己人(筑波大学 医学医療系・講師)
17:05-17:10
閉会挨拶
竹岡裕子(上智大学 理工学部・教授)

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生体界面を制御する~生体と材料とのお付き合い~ 担当委員:○田中敬二(九州大学)、飯沼洋介(日産化学)、植村卓史(東京大学)

タンパク質や細胞などの生体成分が材料表面と接触し接着すると、さまざまな反応が起こります。このため、生体成分が接着しにくい、あるいは、接着しても異物反応を起こさない材料表面の作り方を模索することが重要です。本セッションでは、材料を生体内に入れることを究極的な目標とした、有機高分子材料、また、セラミクス材料に関する考え方をお示します。

開催日時
10月23日(火) 09時25分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
09:25-09:30
開会挨拶
田中敬二(九州大学 大学院工学研究院・教授)
09:30-10:15
材料が生体とお付き合いするには
石原一彦(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
10:15-10:40
界面の水で生体と仲良し~バイオ界面水の役割の理解と制御~
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
10:40-11:05
やわらかい表面で生体と仲良し
上野良之(東レ株式会社 先端材料研究所・主任研究員)
11:05-11:30
生体に心地よい無機質表面の作り方と歯科応用
〇大矢根綾子・A.J. Nathanael・中村真紀・宮治裕史(産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門・主任研究員/北海道大学 大学院歯学研究院)
11:30-11:55
生体にならった人工骨
重光勇介(株式会社ジーシー 研究所・研究員)
11:55-12:00
閉会挨拶
植村卓史(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)

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アンビエントエレクトロニクス~社会に溶け込むエレクトロニクス材料~ 担当委員:○宍戸厚(東京工業大学)、千賀武志(富士フイルム)、瀧宮和男(東北大学) 、岡本敏宏(東京大学)、酒井秀樹(東京理科大学)

生活環境に電子機器が溶け込んだ社会を実現する「アンビエントエレクトロニクス」が、ウェアラブルデバイス、フレキシブルディスプレイ、デジタルサイネージや車載ディスプレイなどを可能にするコンセプトとして注目されています。これらの実現には新素材の設計とデバイス化が鍵となります。本セッションでは、アンビエントエレクトロニクスが拓く社会から、現在進んでいる新素材の開発と将来展望まで、産官学界の視点から広く講演していただきます。

開催日時
10月23日(火) 09時25分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(J会場)
プログラム
 
09:25-09:40
趣旨説明と概論:社会に溶け込むエレクトロニクスの材料
瀧宮和男(東北大学 大学院工学研究院・教授)
09:40-10:15
私たちの活動に溶け込むデバイスの創生
福田憲二郎(理化学研究所 染谷薄膜素子研究室・専任研究員)
10:15-10:50
電子機器を生活に溶け込ませる銅配線印刷
米澤 徹(北海道大学 大学院工学研究院・教授)
10:50-11:25
街の風景に溶け込むフレキシブル電子部材の進歩
伊藤 学(凸版印刷株式会社 総合研究所・課長)
11:25-12:00
私たちの生活に溶け込む環境発電
中村雅一(奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域・教授)

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材料の視点から省エネを考えよう! 担当委員:〇石毛 修(コニカミノルタ)、桑折道済(千葉大学)、高島義徳(大阪大学)、山口和也(東京大学)、吉江尚子(東京大学)

日本のエネルギー安全保障の観点・地球温暖化防止の観点から省エネ推進が求められています。省エネを推進する上で材料技術の貢献は大きいと考えられます。本セッションでは、新たな材料設計指針、或いは先端計測・計算化学・MI等の新しい研究手法、革新的プロセス技術を取り込み、材料の視点から省エネを考えていきます。講演者の方々からは、省エネ技術に関する最先端の研究及び今後の取り組みについてご講演頂きます。

開催日時
10月23日(火) 09時30分-11時55分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(K会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
石毛 修(コニカミノルタ株式会社)
09:35-10:20
しなやかなタフポリマーを用いた材料革命
伊藤耕三(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)
10:20-10:50
炭素繊維強化熱可塑性プラスチックCFRTPの自動車構造への応用について
荒井政大(名古屋大学 工学研究科・教授)
10:55-11:25
進化する要求特性、追いかける素材開発~SiC繊維強化セラミックス複合材、空を飛ぶ~
岡村光恭(NGSアドバンストファイバー株式会社 技術部・技術部長)
11:25-11:55
環境にやさしいタイヤゴム材料を開発するための量子ビーム応用
岸本浩通(住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 分析センター)

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10月24日(水)

これぞ日本が誇る有機合成化学!~多彩な反応から暮らしに役立つ製品開発まで~ 担当委員:○田中克典(理化学研究所)、鳶巣 守(大阪大学)

化学の中でも「有機合成化学」は古くから日本のお家芸の1つです。今、この瞬間にも世界中で「欲しいものを欲しいだけ作れる」化学反応が続々と発見され、私たちの暮らしを豊かにする分子が生み出されています。今、「有機合成化学」は一体どんな進化を遂げているのでしょうか?本セッションでは、なんでも作れる反応開発から暮らしに役立つ材料やお薬の候補の合成まで、産官学の講師陣による「有機合成化学」の最先端に迫ります。

開催日時
10月24日(水) 09時30分-17時25分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
09:30-09:40
開会挨拶
田中克典(理化学研究所 開拓研究本部・主任研究員)
09:40-10:10
触媒のチカラを引き出す配位子設計と反応開発
澤村正也(北海道大学 大学院理学研究院・教授)
10:10-10:40
有機イオンペアが織りなす反応場を使った有機合成
浦口大輔(名古屋大学 大学院工学研究科・准教授)
10:50-11:20
日本発のノーベル賞技術を工業化! 企業におけるクロスカップリング
江口久雄(東ソー株式会社 有機材料研究所・執行役員・所長)
11:20-11:50
分子の「動き」をいかす材料開発
武田洋平(大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
13:00-13:30
日本発のホスト:ピラーアレーンの化学
生越友樹(金沢大学 新学術創成研究機構 ナノ生命科学研究所・教授)
13:30-14:00
機能性材料開発における2つの反応制御
大野 充(株式会社ダイセル 研究開発本部 コーポレート研究センター・上席技師)
14:10-14:40
有機合成化学が切り開く未来のクスリ
今枝泰宏(武田薬品工業株式会社 ニューロサイエンス創薬ユニット ドラッグディスカバリーケミストリー研究所・リサーチマネジャー)
14:40-15:10
ヒトを治療する生命有機合成化学
中村浩之(東京工業大学 科学技術創成研究院・教授)
15:10-15:40
自分の試薬をみんなの研究や社会に役立てるために
下田泰治(株式会社糖鎖工学研究所 事業部・部長)
15:50-16:20
あま~い糖合成から学ぶ生命維持活動の神秘
安藤弘宗(岐阜大学 生命の鎖統合研究センター・教授)
16:20-16:50
美しき天然物を美しき戦略で攻略する
大森 建(東京工業大学 理学院化学系・准教授)
16:50-17:20
そこにあるから挑戦する勇気(有機)と挑戦:巨大分子の化学合成と生体機能化学
大石 徹(九州大学 大学院理学研究院・教授)
17:20-17:25
閉会挨拶
鳶巣 守(大阪大学 大学院工学研究科・教授)

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バイオベンチャーでの挑戦 ~あなたも会社を創りませんか?~ 担当委員:〇都築博彦(富士フイルム)、岡本晃充(東京大学)、涌井 渉(味の素)

新規技術は既存事業とはパートナーや価値観が異なることから、起業することで大きな成功へとつながる可能性が高いと思われます。既にIT分野では、若手はアカデミアや既存企業に就職することでなく、創業することも選択肢となっています。バイオ分野においても、若手の研究者のベンチャー創業が始まっています。生物・化学系の立ち上げたばかりの若手と彼らに対するインキュベーターを集め、今後の方向性を考える機会を提供します。

開催日時
10月24日(水) 09時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
都築博彦(富士フイルム株式会社 再生医療事業部・技術主席)
09:35-10:05
[基調講演] 大学発ベンチャーの現状と展望:秘策はあるか?
仙石慎太郎(東京工業大学 環境・社会理工学院・准教授)

【私たち会社を創りました】

10:10-10:30
Nerve Organoidの展開と神経変性疾患創薬応用
川田治良(株式会社Jiksak Bioengineering・代表取締役)
10:30-10:50
細胞を材料として使いこなすための超異分野的な研究開発
柳沢 佑(株式会社セルファイバ・取締役)
10:50-11:10
iPS細胞由来心筋細胞の事業展開
牧田直大(株式会社マイオリッジ ・代表取締役社長)

【スタートアップを支援します】

11:15-11:35
研究成果の社会実装の一歩目を踏み出すために大切なこと
篠澤裕介(株式会社リバネス 創業開発事業部・部長)
11:35-11:55
共に新しい未来を創りませんか?
盛島真由(Beyond Next Ventures ・マネージャー)
11:55-12:00
閉会挨拶
都築博彦(富士フイルム株式会社 再生医療事業部・技術主席)

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匂いによる生体検査の化学~超早期診断技術と健康管理への応用~ 担当委員:○田中 賢(九州大学)、新垣篤史(東京農工大学)、池田 将(岐阜大学)、山本政宏(TOTO)

従来の組織生体検査に代わり、低侵襲の匂いによる生体検査への期待が高まっています。生体が発する匂いは情報の宝庫です。本セッションでは、人が匂いを感じるメカニズム、匂い分子の種類と化学構造の関係、匂いの単位や評価方法など、わかるようでわからない匂いの本質を化学の視点から紹介します。また、匂い分子の健康マーカーとしての可能性や、匂いに着目した次世代超早期診断技術と健康管理への応用について議論します。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-17時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
田中 賢(九州大学 先導物質化学研究所・教授)
13:05-13:50
分子構造を見たら匂いの本質がわかる
長谷川登志夫(埼玉大学 大学院理工学研究科・准教授)
13:50-14:35
異臭、悪臭、香気、複合臭ごとの測定法と匂いによる生体検査の関係
喜多純一(株式会社島津製作所 分析計測事業部・マネージャー)
14:45-15:30
疾病の超早期診断のための呼気・皮膚ガス成分の高感度バイオ計測&イメージング
三林浩二(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所・教授)
15:30-16:15
腸内環境情報に基づく疾患予測・個別化ヘルスケアの実現
水口佳紀(株式会社メタジェン・取締役 CSO)
16:15-17:00
トイレ空間での排便臭による健康管理
竹下朱美(TOTO株式会社 総合研究所・研究主幹)

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混ぜる・混ざるが拓く化学と超ハイブリッド材料の極み 担当委員:○早川晃鏡(東京工業大学)、小柳津研一(早稲田大学)、大内 誠(京都大学)

「混ざるって何?」を最先端化学と一緒に学びます。物質や材料の性能・性質を引き上げるために、異なるモノを混ぜて使う場合があります。何がどうなると混ざったと言えるのか?そのときの構造状態は?混ざったらどんな凄い材料に生まれ変わるのか?本セッションでは「混ぜる・混ざる」に焦点を当てた化学の基礎を学び,超ハイブリッド材料と呼ばれる最先端材料の開発を紹介します。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時40分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
早川晃鏡(東京工業大学 物質理工学院 材料系・教授)
13:05-13:35
酸化物ナノ構造とポリマーを混ぜて創る有機-無機ハイブリッド材料
菅原義之(早稲田大学 理工学術院・教授/早稲田大学 各務記念材料技術研究所・教授)
13:40-14:10
ナノまで混ぜて拓く自動車未来材料-クレイ、セルロースを例にして
臼杵有光(京都大学 生存圏研究所・特任教授)
14:15-14:45
複数の金属を混ぜることであらわれた新たな触媒機能 ”現代の錬金術!?”
宍戸哲也(首都大学東京 大学院都市環境科学研究科・教授)
14:55-15:25
混ざらないはずの高分子を混ぜる
扇澤敏明(東京工業大学 物質理工学院・教授)
15:30-16:00
原子レベルで混ぜることで高機能性ハイブリッド材料ができる!~透明導電性酸化物ナノ粒子合成プロセスの話~
村松淳司(東北大学 多元物質科学研究所・教授)
16:05-16:35
混ぜて創るハイブリッド光学材料
松川公洋(京都工芸繊維大学 大学戦略推進機構・特任教授)
16:35-16:40
閉会挨拶
大内 誠(京都大学 大学院工学研究科・教授)

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ここでしか聞けない「女性の働き方」 担当委員:○石田玉青(首都大学東京)、佐藤浩太郎(名古屋大学)竹岡裕子(上智大学)、長崎幸夫(筑波大学)、藤原隆司(埼玉大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)

本セッションでは、様々な機関で働いている若手からベテランの女性講師をお招きして、ライフイベント、仕事でのターニングポイントを経て、どのようにキャリアを積んでこられたのかをお話し頂き、女子学生・大学院生に将来をイメージできるようなアドバイスや励ましを贈ります。将来の働き方を模索している多くの女子学生・大学院生の参加をお待ちします。セッション後半では、講師の先生方に質問・相談できる時間を設けます。将来の不安や心配事などを講師の先生方と直接お話してみませんか? 前半(講師によるプレゼンテーション)・後半(講師との懇談)のいずれかのみの参加も歓迎します。

開催日時
10月24日(水) 09時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F 401会議室(E会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
石田玉青(首都大学東京 大学院都市環境科学研究科・准教授)
09:35-11:00
講師によるプレゼンテーション(研究者を目指す皆さんへ) (略歴紹介)
坂部輝御(旭化成株式会社 基盤技術研究所・主幹研究員/エキスパート)
吉江尚子(東京大学 生産技術研究所・教授
中村絢子(三菱ケミカル株式会社 横浜研究所 研究管理部・マネジャー)
秋枝静香(株式会社サイフューズ・代表取締役)
中村挙子(産業技術総合研究所 先進コーティング技術研究センター・上級主任研究員)
依田恵子(花王株式会社 メイクアップ研究所・上席主任研究員)
11:00-11:55
講師を交えた懇談
11:55-12:00
閉会挨拶
竹岡裕子(上智大学 理工学部・教授)
申込 
こちらの専用申込フォームよりお申込下さい(9月5日〆切)

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Let’s Enjoy Chemistry in Japan! / 日本で化学を楽しもう! Organizing committee: ○Yuya Oaki (Keio Univ.), ○Fumihiko Ikejiri (BASF Japan), Masato Ikeda (Gifu Univ.), Yoshinori Takashima (Osaka Univ.)

This session focuses on how to enjoy chemistry in Japan. The organizing committee welcomes international researchers, postdocs, and students to interact with each other at this CSJ Chemistry Festa. International academic and industrial researchers in Japan will give special talks about their motivations, research histories, and struggles in their research activity. After the leading talks, we will have a round-table meeting with lecturers to expand your relationship and future careers in Japan.

Date
October 24, Wed. 13:00-16:40 / 10月24日(水) 13時00分-16時40分
Location
4th Floor, Meeting Room #401 (Room E) / タワーホール船堀 4F 401会議室(E会場)
Program
 
13:00-13:05
Opening Remarks
Yuya Oaki(Keio University)
13:05-13:25
Academic Career in Japan - Highs and Lows
Daniel Citterio(Keio University, Faculty of Science and Technology, Professor)
13:25-13:45
My R&D Life in Japan ~How Chemistry Changed My Life?~
Cheng Lu(BASF Japan Ltd., Amagasaki R&D Center, Specialist)
13:45-14:05
From France to Japan - Materials Chemistry on Two Continents
Benjamin Le Ouay(The University of Tokyo, Graduate School of Frontier Sciences, Project Assistant Professor)
14:05-14:25
R&D of Green Chemical Process in Asahi Kasei
Bijanto Nishiyama(Asahi Kasei Corp., Technology Licensing Department, Deputy General Manager)
14:25-14:45
Supramolecules in Japan
Jonathan P. Hill(National Institute for Materials Science, Center for Materials Nanoarchitectonics, Chief Researcher)
15:00-16:40
Round-Table Discussion with Lecturers
Entry
Registration to this session:Please click here

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フェスタだョ!分子集合~ナノ・マイクロ構造制御から高機能発現まで~ 担当委員:○山中正道(静岡大学)、植村卓史(東京大学)

分子集合材料の応用を見据えたとき、その構造や機能の制御は重要な研究課題となります。こうした課題の解決には、多種多様な組み合わせの網羅的検討に加え、緻密な設計と戦略が不可欠となります。本セッションでは、革新的な取り組みにより、分子集合材料の構造を制御した研究から、それらの運動と機能の制御を実現した研究まで、分子集合材料の応用への道筋を示す講演をしていただきます。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時20分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
山中正道(静岡大学 理学部・准教授)
13:05-13:35
長さの制御~分子まかせか、人まかせか~
竹内正之(物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点・グループリーダー)
13:35-14:05
形の制御~超分子ポリマーを閉じる・折りたたむ・ほどく~
矢貝史樹(千葉大学 グローバルプロミネント研究基幹・教授)
14:05-14:35
方向の制御~強磁場中で作る、単結晶のような超分子ソフトマテリアル~
石田康博(理化学研究所 創発物性科学研究センター・チームリーダー)
14:45-15:15
空間の制御 ナノ孔に吸い込まれた分子の運命は?!
塩谷光彦(東京大学大学院理学研究科・教授)
15:15-15:45
動きの制御~分子機械から分子ロボットへと繋げる”3×3”のルール~
角五 彰(北海道大学 大学院理学研究院・准教授)
15:45-16:15
機能の制御~ゴムを引っ張ったらどうなる?~
角田克彦(株式会社ブリヂストン 先端材料開発本部・フェロー)
16:15-16:20
閉会挨拶
植村卓史(東京大学 大学院新領域創成科学研究科・教授)

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固体の中をイオンが高速に移動する夢の電池~固体電解質を中心に~ 担当委員:○関 隆史(JXTGエネルギー)、南方 尚(旭化成)、遠藤善博(帝人)

EVや蓄電用途としてリチウムイオン電池が注目されていますが、安全性、エネルギー密度、充放電特性の観点から全固体電池の実現が期待されています。全固体電池の実用化に向けてはイオン伝導性が高く、界面抵抗が少ないなど固体電解質の開発が鍵であり、世界でも競争の激しい分野の一つです。本セッションでは、新素材の立場から無機系および有機系の固体電解質の話を分かりやすく解説していただくとともに、実用化に向けての素材の観点から固体電解質と正極材料の開発状況を紹介していただきます。

開催日時
10月24日(水) 09時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(J会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
関 隆史(JXTGエネルギー株式会社)
09:35-10:20
無機固体電解質材料の進歩と今後の展望
辰己砂昌弘(大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
10:20-10:45
有機・無機ハイブリッド型固体電解質の戦略的設計と高速リチウムイオン輸送
松見紀佳(北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系・教授)
10:45-11:10
Liイオン伝導性に優れる高分子の開発
富永洋一(東京農工大学 大学院生物システム応用科学府・教授)
11:10-11:35
全固体電池用高電位正極材料の開発
加藤彰彦(FDK株式会社 基盤技術・QA本部基盤技術統括部・統括部長代理)
11:35-12:00
酸化物系固体電解質「LICGCTM」の次世代電池への応用
○佐藤遼平・加藤高志(株式会社オハラ 特殊品事業部 LB-BU LB課)

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夢の電池であった全固体電池が現実に 担当委員:一川尚広(東京農工大学)、長田 実(名古屋大学)、○田中紳一郎(住友化学)、野上敏材(鳥取大学)

まだ先と思われていた全固体(リチウムイオン二次)電池の実用化がすでに始まっております。いくつもの企業が量産化を発表し、量産を開始した企業もあり、展示会への本格的な展示も始まっている状況です。この実用化は自動車のEV化を加速する要因となることは明らかであり、開発の動きからは目が離せません。一方、自動車のEV化は温室効果ガス削減に大きく寄与する可能性があり、本セッションでは、環境面からも着目し、夢の電池が現実になる今を捉えます。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(J会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
長田 実(名古屋大学 未来材料・システム研究所・教授)
13:05-13:45
高性能電池開発はグリーン社会の希望の星
金村聖志(首都大学東京 大学院都市環境科学研究科・教授)
13:45-14:30
全固体電池の実用化に向けたあゆみ
林 晃敏(大阪府立大学 大学院工学研究科・教授)
14:30-15:10
界面問題などのこれからの課題と電池の夢
安部武志(京都大学 大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻・教授)
15:10-16:00
全固体電池の実用化と課題
射場英紀(トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー基盤材料技術部、電池材料技術・研究部・担当部長)
16:00-16:25
全固体電池を巡る特許状況
日比幹晴(株式会社パテント・リザルト 技術調査チーム・リーダー)
16:25-16:30
閉会挨拶
田中紳一郎(住友化学株式会社 技術・研究企画部・担当部長)

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使いこなそう!濃厚分散系~ものづくり現場で活躍する分散系~ 企画担当:コロイドおよび界面化学ディビジョン(武田真一(武田コロイドテクノ)、石田尚之(岡山大学)、米澤 徹(北海道大学)、川﨑英也(関西大学)) 担当委員:◯酒井秀樹(東理大)、岡本敏宏(東京大学)、南方 尚(旭化成)

我が国のものづくり技術は、その精度やスピード等の面で他国に比して極めて高度な水準を実現しています。このことが日本の製造業における国際競争力の重要な源となっています。とくに、液中に微粒子・ナノ粒子、液滴、気泡が分散した系は、近年、塗布成型・印刷技術分野で多用され、精度向上等の高度化が強く求められています。そこで、本セッションでは、その基盤となる評価技術を実用・シミュレーションの両面から迫り、議論の場を提供します。

開催日時
10月24日(水) 09時20分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(K会場)
プログラム
 
09:20-09:25
開会挨拶
武田真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社・代表取締役社長)
09:25-09:45
ものづくり技術に役立つ分散・凝集評価法とは?
武田真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社・代表取締役社長)
09:45-10:25
濃厚スラリー中の粒子分散・凝集評価 
森 隆昌(法政大学 生命科学部・教授)
10:35-11:15
粒を造る「造粒」技術:乾いた粉を上手く凝集させる技術とそのサイエンス
仲村英也(大阪府立大学 大学院工学研究科・准教授)
11:15-11:55
微粒子を界面活性剤として利用する!:泡、リキッドマーブルの安定化
藤井秀司(大阪工業大学 工学部・教授)
11:55-12:00
閉会挨拶
川﨑英也(関西大学 化学生命工学部・教授)

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人生は自分で切り開くぞ!活躍する研究者・技術者を目指して 担当委員:石田玉青(首都大学東京)、佐藤浩太郎(名古屋大学)、竹岡裕子(上智大学)、○長崎幸夫(筑波大学)、藤原隆司(埼玉大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)

本セッションでは、産官学問わず、様々な機関において第一線で活躍されている中堅~ベテランの研究者・技術者をお招きし、これまでのキャリアを振り返った講演をいただきます。講演を通じて、未来の日本を担う学生や若手研究者・技術者が、「自分が活躍する将来像」を具体的にイメージできるようなアドバイスを贈ります。講師の方々の経験や裏話を聞いて、自身の将来のキャリアアップへ活かしてみませんか?

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(K会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
長崎幸夫(筑波大学 数理物質科学研究科・教授)
13:05-13:45
人生いちどっきり -はみ出し研究者の歩んだ道
河野正規(東京工業大学 理学院・教授)
13:45-14:25
Deep Sea for the Rest of Us -化学で挑む深海フロンティア-
出口 茂(海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター・研究開発センター長)
14:25-15:05
的に向かいて、的を通じて、的の彼方に
村山英樹(株式会社地球快適化インスティテュート・代表取締役社長)
15:10-15:50
ハードマターからソフトマターへ、世界をかける
龔 剣萍(北海道大学 先端生命科学研究院/GI-CoRE・教授)
15:50-16:30
研究開発50年から学んだこと --質量分析・DNAシーケンサーから1細胞・組織解析へ--
神原秀記(フロンティアバイオシステムズ株式会社・社長/日立製作所・名誉フェロー)

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燃える氷メタンハイドレートは未来の資源!? 担当委員:石田玉青(首都大学東京)、稲垣 翔(DIC)、○山口和也(東京大学)

日本近海は世界有数のメタンハイドレート埋蔵量を誇ります。そのため、エネルギー自給率が低いわが国にとって、メタンハイドレートは貴重な国産エネルギー資源となる可能性を秘めていることから大きな期待がかかっています。本セッションでは、メタンハイドレート採掘技術ならびに活用技術に関して、産・官・学から講師をお招きし、詳しく解説頂きます。

開催日時
10月24日(水) 09時20分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(L会場)
プログラム
 
09:20-09:25
開会挨拶
山口和也(東京大学 大学院総合文化研究科・教授)
09:25-10:00
メタンハイドレートの商業的開発に向けて-どこまで技術は進んでいるのか?
増田昌敬(東京大学 人工物工学研究センター・教授)
10:00-10:30
なぜ、日本はメタンハイドレート開発に取り組むのか
信末直人(経済産業省 資源エネルギー庁 石油・天然ガス課)
10:30-11:00
深海底下のメタンハイドレートを如何に家庭で使うエネルギーへと変えるのか?
長久保定雄(日本メタンハイドレート調査株式会社 企画部・担当部長)
11:00-11:30
反応場としてのメタンハイドレート- メタンハイドレートからメタノールを作る!
谷 篤史(神戸大学 大学院人間発達環境学研究科・准教授)
11:30-12:00
ガスハイドレートを人工的に作って何に利用する!?-ガス貯蔵/輸送・海水淡水化・蓄熱
菅原 武(大阪大学 大学院基礎工学研究科・助教)

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環境保全のための切り札としてのバイオエコノミー! 担当委員:〇秋葉 巌(出光興産)、桑折道済(千葉大学)、野上敏材(鳥取大学)、山口和也(東京大学)

最近、バイオエコノミーという言葉を良く耳にしますが、これがどういったもので、化学産業とどのような関りがあるのかをきちんと理解している人は少ないように感じます。本セッションでは、バイオエコノミーは環境保全のための切り札になりえるのか?当該分野の第一線で活躍されている方に正しい内容と国内外の動きを説明して頂くと共に、大学及び産業界におけるバイオエコノミーに繋がる研究・開発の具体例を紹介して頂くことで、化学産業との関わりについて参加者全員で考えることを目的とします。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(L会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
秋葉 巌(出光興産株式会社 先進技術研究所 戦略室 戦略グループ・所長付)
13:05-13:45
化学者がスルーできないバイオエコノミー:次世代の物質変換を取り巻く新しい価値観
五十嵐圭日子(東京大学 農学生命科学研究科・教授/VTTフィンランド技術研究センター・客員教授)
13:45-14:25
木質バイオマスを利用した循環糖化プロセス~バイオマス自らが触媒になり、有用資源になる
福岡 淳(北海道大学 触媒科学研究所・教授)
14:25-15:05
カニ殻由来の万能新素材「キチンナノファーバー」で鳥取県を元気に!
伊福伸介(鳥取大学 大学院工学研究科 ・教授)
15:05-15:45
バイオベンチャー企業の科学者がバイオエコノミーについて勉強してみた
山本啓介(Green Earth Institute株式会社 Green Earth研究所・専属科学者)
15:45-16:25
ヒマシ油由来バイオポリアミドとエラストマーの応用展開
宮保 淳(アルケマ株式会社・取締役副社長)
16:25-16:30
閉会挨拶
山口和也(東京大学 大学院工学系研究科・教授)

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10月25日(木)

展開が加速されるナノカーボン材料~ナノカーボン時代の幕開けか?~ 担当委員:○長瀬公一(東レ)、及川昭(住友ベークライト)、冨田恒之(東海大学)

カーボンナノチューブ、グラフェン、フラーレンはナノカーボン材料と呼ばれ、その普及と応用は急速に拡大しています。本セッションではナノカーボンの歴史を振り返ることで、如何に死の谷を克服しようとしており、どのように展開されようとしているかを、産・官・学の講師より、具体的な応用例とその強み、技術的な課題、学術研究のトレンドを交えてご講演頂きます。

開催日時
10月25日(木) 09時25分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
09:25-09:30
開会挨拶
長瀬公一(東レ株式会社)
09:30-10:15
ナノカーボンの過去・現在・未来
遠藤守信(信州大学 先鋭領域融合研究群 カーボン科学研究所・特別特任教授)
10:15-10:45
産総研における産業化を目指したナノカーボンの研究開発の取組
佐々木毅(産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門・研究部門長)
10:45-11:10
知性化されたナノカーボンが切り開く、なつかしい未来の実現へ
児島清茂(日本ゼオン株式会社 特命X1プロジェクト・リーダー)
11:10-11:35
フラーレンの展開:溶ける唯一のナノカーボンとしての応用事例紹介
大坪裕彦(フロンティアカーボン株式会社・代表取締役社長)
11:35-12:00
カネカ多層グラフェンの開発~粒子加速器の荷電変換膜、ビームモニタセンサへの応用~
尾崎修平(株式会社カネカ Material Solutions New Research Engine・主任)

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あっても・なくても困る!”毛”を化学の力で解明・制御する 担当委員:〇中村 絢子(三菱ケミカル)、酒井 秀樹(東京理科大)、田中 賢(九州大学)、村上 洋太(北海道大学)

毛髪には、色・艶などの美しさやつるつる、さらさらなどの触感などが求められます。ダメージや薄毛の問題がある一方、体毛に対しては脱毛が求められるなど様々なニーズが存在します。本セッションでは、これらの“毛”に関する現象やメカニズムを化学の力で解明する研究・技術を紹介するとともに、毛髪を美しく自在に染色する製品技術、脱毛、毛髪再生する技術とその可能性を議論します。

開催日時
10月25日(木) 13時00分-16時50分
開催会場
タワーホール船堀 4F リハーサル室(C会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
中村絢子(三菱ケミカル株式会社 横浜研究所 研究管理部・マネージャー)
13:05-14:00
【基調講演】動物から人間まで、毛の発生・周期的再生とその役割
松崎 貴(島根大学 学術研究院農生命科学系・教授)
14:00-14:35
毛髪表面の特徴とダメージ実感の関係について
柿澤みのり(株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター・研究員)
14:35-15:20
生え時抜き時が見える、毛包イメージング
田村泰久(理化学研究所 生命機能科学研究センター・副チームリーダー)
15:30-16:15
毛の"種”を大量に作るバイオ技術
景山達斗(横浜国立大学 大学院工学研究院・特任助教)
16:15-16:50
美しく見える髪を自在にコントロールするテクノロジー
長瀬 忍(花王株式会社 ヘアケア研究所・主席研究員)

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英語でコミュニケーション(チュートリアル) 担当委員:石田玉青(首都大学東京)、○佐藤浩太郎(名古屋大学)、竹岡裕子(上智大学)、長崎幸夫(筑波大学)、藤原隆司(埼玉大学)、矢島知子(お茶の水女子大学)

英語でのコミュニケーションが必要になり困っていませんか?最近では学会でも英語での発表が求められ、企業でもグローバル化がますます進み海外へ出て行く機会も多いと思います。また、日本に来た留学生は文化の違いにコミュニケーションがとれず戸惑っているかもしれません。そこで本セッションでは、日本人にありがちなミスをしないための英語発表に関する講演や日本人英語からの脱却に関する講演、外国人から見た日本の文化に関する講演を通して、科学者・技術者がグローバルに活躍するために大いに役立つコツを伝授します。

開催日時
10月25日(木) 09時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
佐藤浩太郎(名古屋大学 大学院工学研究科・准教授)
09:35-10:20
英語講演への第一歩をふみだそう(English Scientific Communication)
Jonathan Woodward(東京大学 大学院総合文化研究科・准教授)
10:20-11:05
ここがポイント、日本人英語からの脱却:Mission Impossible?
Olaf Karthaus(千歳科学技術大学 理工学部・教授)
11:10-11:55
Life of a Scientist on Both Sides of the Ocean: Research Experiences in the U.S. and Japan
Kira Landenberger(京都大学 大学院工学研究科 高分子科学専攻/国際高等教育院・講師)
11:55-12:00
閉会挨拶
長崎幸夫(筑波大学 数理物質科学研究科・教授)

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最も大切で奇妙な液体「水」に迫る!~水分子の振る舞いの理解から材料活用まで~ 担当委員:○大内 誠(京都大学)、早川晃鏡(東京工業大学)、石井孝浩(クラレ)

水はあらゆる生命活動を担っている重要な分子であり、物質を溶かす溶媒として最も安全です。一方で、水の性質を他の液体と比較すると、その性質は極めて特殊であり、その原因として水分子が水素結合によって他の分子や自身と相互作用することが挙げられます。また、水が存在する材料において、水は界面で重要な働きを担い、材料特性に大きく影響します。本セッションでは、様々な分野で水を扱い、研究する6名の講師が水分子の役割、影響、さらにその材料への活用を解説します。

開催日時
10月25日(木) 13時00分-16時35分
開催会場
タワーホール船堀 4F 研修室(D会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
大内 誠(京都大学 大学院工学研究科・教授)
13:05-13:50
「水」その豊かな振る舞いー揺らぎ、変化と反応
大峯 巖(名古屋大学・名誉教授/分子科学研究所・名誉教授)
13:50-14:20
フラーレンに水の単分子を閉じ込める
村田靖次郎(京都大学 化学研究所・教授)
14:20-14:50
膜タンパク質の内部に結合した水と機能発現
神取秀樹(名古屋工業大学 大学院工学研究科・教授)
15:00-15:30
99.5%が水からなる材料で網膜剥離を治療する
酒井崇匡(東京大学 大学院工学系研究科・准教授)
15:30-16:00
高分子電解質膜の水膨潤挙動
川口大輔(九州大学 分子システムデバイス国際リーダー教育センター・准教授)
16:00-16:30
ほとんどが水でできた高機能材料
石田康博(理化学研究所 創発物性科学研究センター・チームリーダー)
16:30-16:35
閉会挨拶
早川晃鏡(東京工業大学 物質理工学院 材料系・教授)

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水素社会への挑戦 担当委員:一川尚広(東京農工大学)、奥崎秀典(山梨大学)、音澤信行(AGC)、〇橋本智佳子(千代田化工建設)

水素エネルギーの実用化と普及は2014年に策定された震災後初めてのエネルギー基本計画によって国策として進められています。2015年のパリ協定により、水素エネルギーの役割はより重要性が高まっており、昨年末には水素基本戦略が政府から発表されています。本セッションでは、水素社会構築への挑戦と題して、各分野の技術開発と社会実装の動向を各分野の一線の先生方からご紹介いただきます。

開催日時
10月25日(木) 09時30分-11時50分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
09:30-9:35
開会挨拶
橋本智佳子(千代田化工建設株式会社)
09:35-10:20
SDGsに向けた水素社会構築のための研究開発動向
亀山秀雄(東京農工大学・名誉教授/水素エネルギー協会・顧問/世界水素技術会議2019・開催委員長)
10:20-11:05
燃料電池:高性能・高耐久電極の研究開発
内田裕之(山梨大学 クリーンエネルギー研究センター・センター長/教授)
11:05-11:50
産業技術総合研究所の取り組みとエネルギーキャリアの動向、および水素吸蔵合金の研究開発
榊 浩司(産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門・研究グループ長 )

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光は誰にも降り注ぐ~光エネルギー活用の更なる可能性~ 担当委員:奥崎秀典(山梨大学)、村山美乃(九州大学)、○森川岳生(積水化学)

エネルギー資源の大部分を輸入に頼っている日本において、無限に降り注ぐ太陽光のエネルギーを有効活用することは非常に重要です。これまでも多くの光エネルギー関連の研究開発が進められてきましたが、まだまだ光のエネルギーには更なる活用の可能性が眠っています。本セッションでは次世代型の太陽電池をはじめ、太陽光利用水素製造や光利用材料など、光エネルギー活用の先端技術についてご講演いただきます。

開催日時
10月25日(木) 13時00分-17時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
森川岳生(積水化学工業株式会社 R&Dセンター R&D戦略室・部長)
13:05-13:45
有機金属ハライドペロブスカイト太陽電池の最新技術
瀬川浩司(東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻・教授)
13:45-14:20
再生可能エネルギーの普及に向けた次世代型太陽電池の開発~化合物薄膜太陽電池の高効率化~
上川由紀子(産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター・主任研究員)
14:20-14:55
化合物半導体量子ドットマルチバンド太陽電池
岡田至崇(東京大学 先端科学技術研究センター・教授)
15:10-15:45
宇宙太陽光発電システムの可能性とその地上要素研究
長谷崎和洋(徳島大学 大学院社会産業理工学研究部・教授)
15:45-16:20
形状を制御した半導体固体光触媒の合成と活用
高瀬 舞(室蘭工業大学 大学院工学研究科・准教授)
16:20-16:55
太陽光エネルギーの水素への変換~水分解光触媒の可視光全域利用に向けた取り組み~
入江 寛(山梨大学 クリーンエネルギー研究センター・教授)
16:55-17:00
閉会挨拶
村山美乃(九州大学 大学院理学研究院・准教授)

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ここまでできる人工知能!~化学の未来を拓け~ 担当委員:○石井宏幸(筑波大学)、中西 暢(信越化学工業)、野々口真則(日本触媒)

従来の化学技術の開発は過去の実験データを基に研究者の経験と勘によって行われて来たと言っても過言ではありません。しかしながら、今やコンピュータの急速な性能向上によって膨大な化学知識がデータベース化されつつあり、これと人工知能(AI)を活用することで研究に要する時間と費用を大幅に削減することが期待されています。本セッションではAIとは何か?について、その具体例としてDeep Learningの可能性や、AIを用いた材料開発、創薬、身近な生活に関わる最新トピックスを紹介します。

開催日時
10月25日(木) 09時25分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(J会場)
プログラム
 
09:20-09:25
開会挨拶
石井宏幸(筑波大学 数理物質系・助教)
09:25-10:00
Deep Learningとは何か?その広がる可能性
小林由幸(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社/ソニー株式会社 ・シニアマシンラーニングリサーチャー)
10:00-10:35
AIが引き起こす創薬革命
奥野恭史(京都大学 大学院医学研究科・教授)
10:45-11:20
AIが予測する触媒活性
矢田 陽(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・研究員)
11:20-11:55
AI・機械学習が照らす企業における材料開発の現在と未来
内 幸彦(旭化成株式会社 研究・開発本部・プリンシパルエキスパート)
11:55-12:00
閉会挨拶
中西 暢(信越化学工業株式会社・主席研究員)

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ケモインフォマティクスが拓く高機能新素材の時代 オーガナイザー:船津公人(東京大学) 担当委員:○及川 昭(住友ベークライト)、冨田恒之(東海大学)、長瀬公一(東レ)

インフォマティクスは化学領域と情報工学領域の融合した学際領域であり、未知の分子構造の組み合わせとその性能の予測を計算で行うことにより、実験などの従来手法より効率的に高機能な新素材を創出できる可能性を秘めています。本セッションでは、期待の高まるケモインフォマティクスの現状と将来性について、分かり易く説明いただきます。

開催日時
10月25日(木) 13時00分-17時05分
開催会場
タワーホール船堀 2F 平安(J会場)
プログラム
 
13:00-13:10
開会挨拶および概要について
船津公人(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:10-14:00
ケモインフォマティクスとデータ駆動科学
永田賢二(産業技術総合研究所 人工知能研究センター・主任研究員)
13:50-14:30
データ解析に基づく分子設計支援への取り組み
宮尾知幸(奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター・准教授)
14:30-15:00
インフォマティクスは素材産業の救世主か?
茂本 勇(東レ株式会社 先端材料研究所・主席研究員)
15:10-15:50
計算科学の新展開:デバイス開発への利用
石河泰明(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科・准教授)
15:50-16:20
企業における材料開発のためのインフォマティックス手法と適用事例
右田啓哉(株式会社日本触媒 事業創出本部 解析技術センター・研究員)
16:20-17:00
データ数の少ない機能性材料の設計にインフォマティクスの技術をどう活かすか?
畑中美穂(奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構・特任准教授)
17:00-17:05
閉会挨拶
及川 昭(住友ベークライト株式会社)

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滑ると接着を化学する~材料開発者の悩みを解決します~ 担当委員:○江利山祐一(JSR)、火原彰秀(東北大学)

材料を扱う技術者が往々にして出くわす悩みは材料界面の強度です。ある時は滑らせたく、また、ある時はしっかりと接着したい。そんな、悩みを抱えている技術者・研究者に化学フェスタが解決のヒントを与えます。本セッションではいつもは交わらないトライボロジーと接着の専門家が集まり材料設計の考え方と実例を解説し、更に最新の技術を紹介します。

開催日時
10月25日(木) 09時25分-15時35分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(K会場)
プログラム
 
09:25-09:30
開会挨拶
江利山祐一(JSR株式会社 研究開発部・マイスター)
09:30-10:30
トライボロジーの観点から見た滑る物と滑らない物との違い
佐々木信也(東京理科大学 工学部機械工学科・教授)
10:30-11:00
ナノの世界の摩擦と粘着を見る・制御する
佐々木成朗(電気通信大学 大学院情報理工学研究科・教授)
11:00-11:30
自動車エンジン摺動部品用材料開発の事例
加納 眞(KANO Consulting Office・代表)
11:30-12:00
ポリマーブラシで滑らせる
辻井敬亘(京都大学 化学研究所・教授)
13:00-14:00
異種材料間の接着メカニズム
佐藤千明(東京工業大学 科学技術創成研究院・准教授)
14:00-14:30
マルチマテリアル時代の接着・コーティング材料・技術
内藤昌信(物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門・グループリーダー)
14:30-15:00
最新のエンプラと異種材料の接合技術
六田充輝(ダイセル・エボニック株式会社 テクニカルセンター・所長)
15:00-15:30
電子顕微鏡で見る接着界面の構造
堀内 伸(産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門・上級主任研究員)
15:30-15:35
閉会挨拶
火原彰秀(東北大学 多元物質科学研究所・教授)

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シロキサン化学の最前線-シルセスキオキサンの先端化学と産業利用- オーガナイザー:久新荘一郎(群馬大学) 担当委員:○中野達也(ダイセル)、高橋雅樹(静岡大学)

ケイ素原子が3個の酸素と結合する構造をもつシルセスキオキサンは、無機高分子としての特徴を有する一方で種々の有機官能基を導入できることから無機と有機を繋ぐ材料として産業上も古くから注目されて来ましたが、構造の多様性と複雑性により利用は限定されていました。近年の分析及び合成技術の進歩により多様な構造を制御できる技術が開発されことにより、いまや機能性材料として新しい可能性が広がっています。本セッションではシルセスキオキサンの構造制御と機能化に焦点を当てたケイ素化学の最新研究を紹介します。

開催日時
10月25日(木) 09時30分-15時50分     
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(L会場)
プログラム
 
09:30‐09:40
開会挨拶
久新荘一郎(群馬大学 大学院理工学府・教授)
09:40-10:40
我が国がトップを走るケイ素化学の“基礎研究と産業用途展開のシナジー”
佐藤一彦(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・センター長)
10:40-11:20
シリコーンの特性:積層体塗膜の粘着モデル
津田武明(東レ・ダウコーニング株式会社 研究開発部門・主幹)
11:20-12:00
環状シルセスキオキサンの合成と物性評価の新展開
海野雅史(群馬大学 大学院理工学府・教授)
13:00-14:00
かご型シルセスキオキサンを基盤とした元素ブロック機能材料の創出
中條善樹(京都大学・名誉教授)
14:00-14:40
シリカ系ハイブリッド高分子の合成と応用
郡司天博(東京理科大学 理工学部・教授)
14:40-15:40
[RSiO3/2]単位を含む物質創製~その魅力と可能性~
黒田一幸(早稲田大学 理工学術院部・教授)
15:40-15:50
閉会挨拶
中野達也(株式会社ダイセル 先端材料企画部・主幹部員)

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産学官R&D紹介企画

産学官R&D 紹介企画では,「R&D 展示」,「R&D 講演」および「ランチョンセミナー」への参加を募集します。企画の趣旨は以下のとおりです。
(1) 企業や国研が学生に向けて「事業や研究開発の概要」,「研究成果・技術・製品」,「キャリアパス」等々の情報を紹介し,学生が進路を考える契機となる場を提供する。
(2) 企業(試薬,機器,受託等),国研,大学が来場者に「技術や製品のPR」,「研究成果の発表」,「共同研究の提案」等々を行い,様々な連携や交流深耕の契機となる場を提供する。
本企画は回を重ねるごとに来場者も増え,年々注目度が増しています。今回は「ランチョンセミナー」の回数を増やし,来場者にPR できるチャンスが増えました。多くの学生と産学官の研究者が全国から集るこの機を逃さず,是非これらの企画にご参加下さい。なお,①における企業と学生の交流に際しては,日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を遵守します。また,②で企業が実施する展示や講演においては,営業活動にならないようご留意いただきます。

産学官R&D紹介企画 -R&D展示ブース- 担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

開催日時
10月23日(火) 10時00分~17時00分
10月24日(水) 10時00分~17時00分
10月25日(木) 10時00分~17時00分
会場
タワーホール船堀 1階 展示ホール
開催趣旨
趣旨(1)あるいは(2)のような内容で,参加機関の研究開発アクティビティを紹介します。ポスターだけでなく,製品サンプルやモデルの展示,動作デモンストレーションやムービーモニタなども活用して具体的にアピールします。学生ポスターセッションと同じ会場で開催し,学生をはじめ多くの産学官の参加者が展示ブースに詰めかけて,例年大盛況の中で様々な質疑応答が繰り広げられます。今回も活気溢れる会場に是非ご参集下さい。
出展企業一覧
 
出展社/機関名 10/23 10/24 10/25 出展内容
旭化成グループ 私たち旭化成グループは、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を通して、社会に新たな価値を提供していきます。
味の素株式会社 味の素グループは、「Eat Well, Live Well」の理念に基づく食品事業とアミノサイエンス事業を展開し、食生活、ヘルスケア、ライフサポートへ貢献しています。今回は、当社のアミノサイエンス事業におけるR&Dテーマの例を取り上げ、味の素グループの持つファインケミカルな側面をご紹介します。
株式会社ADEKA ADEKAでは、”先端技術で明日の価値を創造し、豊かなくらしに貢献するグローバル企業”の実現を目指しております。今回の展示ブースでは、ADEKAの幅広い研究開発活動の中から先端研究・製品の一部をご紹介します。
出光興産株式会社 出光グループでは、「持続可能な社会の実現」に貢献すべく、エネルギー、高機能材に関わる研究開発を行っています。企業紹介ブースでは、潤滑油・電子材料・機能材料・アグリバイオの高機能材分野の製品・技術の一端及び研究開発のトピックスをご紹介します。是非お立ち寄りください。
宇部興産株式会社 宇部興産は化学事業を中核に独創的な技術で時代の求めるモノづくりに携わってきました。ブース展示では多岐にわたるサイエンスをベースとしたR&D活動から生まれた特色ある製品や技術をご紹介します。
AGC株式会社 AGC(株)は、本年7月に旭硝子(株)から社名を変更いたしました。従来からのコアテクノロジーである”ガラスと化学”を生かしつつより広い分野に向けて製品を展開して参ります。ブース展示では様々な体験型のサンプルを準備しております。是非ご体験下さい。
花王株式会社 花王は、心をこめた“よきモノづくり”を通じて、世界の人々の豊かな生活文化の実現と社会のサステナビリティへの貢献を目指しています。展示では、化学に関連した研究事例の紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。
株式会社カネカ カネカは、専門化学会社として特定市場を選択し高いスペシャリティを備えた製品群を創出することを目標としています。高分子と発酵を基幹技術として、多様な要素技術とのシナジーにより様々な製品群を生み出しています。
京都大学 京都大学は、学術研究から生まれた卓越した智に基づき、社会課題の解決に取り組んでいます。世界トップレベルにある本学の化学分野の研究成果をご紹介するとともに、産学連携のご相談にもお応えいたします。
株式会社クラレ クラレは合成技術を駆使しC4原料(イソブチレン、ブタジエン)から特徴のある様々な製品を展開しています。 今回は、新規環状エーテル溶剤MTHPについて物性、反応例と共にその有用性についてご紹介いたします。
神戸天然物化学株式会社 当社は医薬から電子材料・バイオ関連まで幅広い領域で、ユーザー様の開発・生産支援を行う有機化合物のスペシャリスト企業です。当日のブースでは、当社のR&Dに関する内容をご紹介します。
株式会社ジー・サーチ 日本最大級の科学技術文献情報データベース「JDreamⅢ」の展示及び、課題解決に最適研究者を探索する新サービス”研究者マッチングサービス”の展示を行う予定です。
JSR株式会社 JSRは昨年で創立60周年を迎えた化学メーカです。ブースではJSRの事業内容と製品群、及び研究開発の取組とビジョンについて紹介します。
JXTGエネルギー株式会社 JXTGエネルギー(株)は、エネルギー・資源・素材における創造と革新を通じて、社会の発展と活力ある未来づくりに貢献します。展示ブースでは、研究開発の事例や製品などの一例を紹介します。
JNC株式会社 「優れた技術で社会の進歩に貢献する先端化学企業へ」 資源枯渇、地球温暖化、高度情報化等、地球環境や社会が変化するなか当社は先端化学技術を通して、食糧、エネルギー・環境およびICT分野で社会に貢献してまいります。
昭和電工株式会社 「個性派化学」メーカーとして、有機・無機・金属と幅広い素材製品開発を行ってきた中での融合技術の一例をご紹介します。
信越化学工業株式会社 信越グループは、「素材と技術を通じて暮らしや産業、そして社会に貢献すること」を企業理念として、世界を舞台に事業を展開しています。今回は、R&D分野の中からシリコーンを適用した新規デバイスとその特性についてご説明しますので、是非お立ち寄り下さい。
住友化学株式会社 住友化学の研究開発の一端を紹介します。高分子有機EL照明と有機薄膜太陽電池を予定しております。
住友ベークライト株式会社 日本で初めてプラスチックを製造した歴史あるメーカーであり、常にパイオニアでありつづける住友ベークライト。伝統に培われた高度な技術力で数々の技術革新を成し遂げ、プラスチックの活躍のフィールドを拡げてきました。近年は、情報通信関連や医療バイオ関連など最先端分野にも積極的に取り組み、半導体・電子部品関連材料、自動車の金属代替プラスチック、医療機器など広範な分野に、SDGsに即した開発、ものづくりによる製品を提供しています。
積水化学工業株式会社 積水化学グループは、際立つ技術と品質により、「住・社会のインフラ創造」と 「ケミカルソリューション」のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献することを目指しています。本展示では、積水化学グループの研究開発活動の一端を事例を交えてご紹介します。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)
先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)
先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)では、素材メーカ等が協働し、三つの手法(計算科学/プロセス技術/計測技術)を組み合わせた新たな研究開発手法を導入し、有機機能性材料の試作回数・開発期間を大幅に短縮する新技術の創出に取り組んでいます。ADMATと産業技術総合研究所が共同で進めるNEDO「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」の成果をご紹介します。
大鵬薬品工業株式会社 大鵬薬品は、経口抗がん剤のパイオニアとして、新薬を待つ人びとのために未知なる可能性に挑戦しています。ブースでは、抗がん剤の研究開発をケミストリーの側面からご紹介します。若手研究員による講演会も同時に開催致しますので、合わせてお立ち寄り下さい。
太陽ホールディングス株式会社 ◇◆世界No.1メーカー◆◇あらゆる電子機器に使用されているソルダーレジストという電子材料でトップシェアのメーカーです。ブースではこれからの成長を担う研究開発体制や新規事業についてご紹介いたします。また、R&Dセッション講演も行いますので是非お越しください!
DIC株式会社 DICは経営ビジョン“Color & Comfort by Chemistry”(化学で彩りと快適を提案する)のもと、デジタル印刷、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、生活環境、インフラ建設、コーティング、パッケージなどの市場に向け、新製品開発に取り組んでいます。ブースでは「当社のコア技術と市場展開」「将来開発の具体例」などをご紹介致します。
帝人株式会社 テイジンは、ブランドステートメント”Human Chemistry、 Human Solutions”のもと、「高機能素材」「ヘルスケア」「IT」という3つの異なる領域においてグローバルに事業を展開しています。ブースでは、研究テーマ(ポスター)や主要な製品(素材とそれを使用した最終製品の実物および模型、ポスター)をご紹介します。是非お越し下さい。
デンカ株式会社 デンカ株式会社は、セラミックス、セメント、合成樹脂、合成ゴムなどの素材から、電子材料、住宅建材、食品包装材料、医薬品など、社会の基盤を支える様々な製品を生産している化学メーカーです。当社の概要や主な製品、研究開発体制をご紹介します。
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 都産技研は、産業技術に関する試験、研究、普及および技術支援等を行うことにより都内中小企業の振興を図り、都民生活の向上に寄与することを目的としています。本ブースでは、化学分野の研究成果の一部をご紹介します。
東ソー株式会社 東ソーは、『化学の革新を通して、幸せを実現し、社会に貢献する』という企業理念のもと、「ライフサイエンス」「環境・エネルギー」「電子材料」を中心とした研究開発に取り組んでいます。展示ブースでは、東ソーの研究開発体制、最新の研究についてご紹介します。ぜひお立ち寄り下さい。
株式会社TOGA 本社は茨城県つくば市。企業理念は、研究者の安全/有害物質の外部放出防止、エネルギー削減/事故予防と管理の為IOT技術の活用。フィルター方式によるダクトレス製品として薬品保管庫/有害ガス除去装置等の製造、販売を手掛ける。今回CSJフェスタに初出展。1人でも多くの研究者/学生の皆様に当社製品の特性を認知頂きたいです。
ニチアス株式会社 ニチアスは、断熱分野のパイオニアとして創業120年以上の歴史をもつ会社です。省エネやCO2の排出量削減を支える「断熱」技術や、環境汚染防止に役立つ「シール」技術をはじめ、産業界に欠かせない製品を提供しています。ブース展示では事業概要や「断つ・保つ」の製品郡をご紹介します。
日揮ユニバーサル株式会社 日揮ユニバーサル株式会社は、米国UOP社と日揮株式会社との合弁会社として50年以上の歴史を誇ります。ここでは、触媒の委託製造・工業化の活動、ならびに環境浄化用触媒に関わる事業をご紹介します。
日産化学(株) 化学の可能性をもっと拡げる会社へ。日産化学は「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」を目指し、機能性材料分野とライフサイエンス分野で新しい価値の創造に取組んでいます。
株式会社日本触媒 日本触媒の事業内容と研究開発活動について説明します。合成・触媒・プロセス技術をベースとして、電子情報材料、新エネルギー、半導体、健康・医療など各分野に展開した研究開発のトピックスについてご紹介します。
日本ゼオン株式会社 日本ゼオンは、技術を中心にすえた経営理念のもと、『ニッチでも、日本ゼオンらしい得意分野で、ひとのまねをしない、ひとのまねのできない、地球に優しい、革新的独創的技術にもとづく、世界一製品・事業を継続的に創出し、社会に貢献する』を研究開発の基本理念としています。ブースでは、当社の事業展開についてご紹介します。
日本軽金属株式会社 日本軽金属グループは、創業以来アルミニウムの原料から加工製品に至るまで、幅広い製品を扱ってきたアルミニウム総合メーカーです。私達は「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」というスローガンの元、「様々な特長を持つ」アルミに関する豊富な知見 を活かして、全社一丸となってお客様に新しいソリューションを提供しています。当日は、アルミニウムの原料となる化学品分野や、アルミ材料分野の製品をご紹介いたします。
日本原子力研究開発機構 物質科学研究センター
放射光エネルギー材料研究ディビジョン
私たちはSPring-8の高輝度放射光を活用し、原子力材料研究や福島復興研究を推進しています。展示ブースでは、最新の研究成果や技術シーズの他、RIが利用できる特徴を活かした将来計画についても紹介します。
パナソニック株式会社 パナソニックは、世界中のお客様一人ひとりにとっての「よい良いくらし、より良い世界の実現」を目指しています。展示では、幅広い事業分野を持つ当社ならではの、化学系出身の技術者による研究・開発事例や、多種多様なチャレンジの場・活躍のフィールドをご紹介します。
三井化学株式会社 三井化学は、ヘルスケア、モビリティ、フード&パッケージングの3領域に研究テーマを重点化しています。新たな顧客価値を創造する三井化学のR&D方針・戦略を、いくつかの製品とともにご紹介します。
三菱ガス化学株式会社 三菱ガス化学は、4つのカンパニーを柱に、基礎化学品からファインケミカル、機能材料まで幅広い製品をユニークな独自技術で開発してきました。展示会では最新の研究例をご紹介しますので、是非お立ち寄りください。
三菱ケミカル株式会社 三菱ケミカルグループは「KAITEKI実現」というビジョンのもと、人・社会・地球が直面する諸課題を解決することで、自らも持続的に成長していきます。本展示ではその基盤となる研究開発活動の一端をご紹介します。
ライオン株式会社 ライオンの事業分野は、家庭用日用品、医薬品、工業用化学品など多岐にわたります。 研究開発は「健康・快適・環境」をキーワードとして進めており、これら各分野の研究概要、および技術の一例をご紹介します。
国立研究開発法人理化学研究所 理研では若手研究者・学生が活躍できる場を提供するためのプログラムを用意しています。皆さんが理研で研究し、世界で活躍するためのサポートをいたします。ぜひ展示をご覧にお越しください。
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所は、量子ビームの優れた機能を総合的に活用して、医・理・農・工の幅広い分野において世界を先導する研究を推進しています。展示ブースでは、最新の研究成果や技術シーズを紹介します。

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産学官R&D紹介企画 -R&Dセッション(講演)- 担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

参加機関の全体像やR&Dアクティビティ、技術トピックスや製品開発事例、PRしたい研究成果、人材育成やキャリアパス、連携事例や グローバル展開など、バラエティに富んだ様々な講演で参加機関の特徴を紹介します。講演者は、研究開発の最前線に立つ研究者・技術者から管理部署のマネージャまで、参加機関により様々です。失敗・挫折・苦労のエピソードや、「これがうちの面白いところ」、「この技術は世界でうちが一番」といったユニークな話や自慢話など、日頃聴くことの少ない、企業や研究機関での研究開発や生産活動などを知る絶好の機会です。奮ってご参加下さい。

開催日時
10月23日(火)10時30分-11時30分R&Dセッション(講演)
       11時40分-12時00分ランチョンセミナー(入場、弁当配布)
       14時00分-15時00分R&Dセッション(講演)

開催会場
タワーホール船堀 3階 303会議室 (F会場)
プログラム

10月23日(火)

【F会場】

座長 山田鈴弥(デンカ株式会社)

10:30-11:00
水まわり空間を創るTOTOの研究開発~臭い・汚れを知り尽くして開発した脱臭・防汚技術~
永田 諒子(TOTO株式会社 分析技術センター・研究員)
11:00-11:30
帝人の挑戦~素材とヘルスケアの技術融合による新事業創出~
兼子博章(帝人株式会社 ヘルスケア新事業部門 医療機器事業推進班・研究開発統括)
12:00-13:00
ランチョンセミナー

座長 松原哲明(日本ゼオン株式会社)

14:00-14:30
JSRの研究開発
菅原 周一(JSR株式会社 研究開発部・部長)
14:30-15:00
太陽ホールディングスでの研究とキャリアパス
三輪 崇夫(太陽ホールディングス株式会社・取締役(研究本部担当))

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産学官R&D紹介企画 -ランチョンセミナー- 担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

「ランチョンセミナー」は、昼食付の講演です。参加機関の全体像やR&D アクティビティ,PR したい研究成果や製品開発事例,人材育成やキャリアパス,連携事例やグローバル展開など,参加機関が工夫を凝らした種々のプログラム内容で,かつ,アットホームな雰囲気で質疑応答が行われます。奮ってご参加下さい。

実施機関
10月23日(火) 大鵬薬品工業株式会社
10月24日(水) 一般社団法人日本分析機器工業会
10月25日(木) デンカ株式会社

開催会場
タワーホール船堀 3階 303会議室 (F会場)
参加方法
聴講には入場整理券が必要です。開催当日の09時30分より2階受付付近にて配布いたします。
※11時40分-12時00分 入場、弁当配布
※12時00分-13時00分 講演開始

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産学官R&D紹介企画
-大鵬薬品工業ランチョンセミナー-
担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

大鵬薬品は経口抗がん剤のパイオニアとして、新薬を待つ人びとのために未知なる可能性に挑戦しています。本講演では、医薬品の研究開発をケミストリーの側面からご紹介すると共に、新規抗がん剤TAS-116の創製を例に、製薬企業における化学系研究員の取り組みについてご紹介します。

開催日時
10月23日(火)12時00分-13時00分
開催会場
タワーホール船堀 3階 303会議室 (F会場)
プログラム

座長 大久保 満(大鵬薬品工業株式会社)

12:00-12:30
大鵬薬品における研究開発
柴田和朗(大鵬薬品工業株式会社 研究本部 創薬基盤技術研究所・研究員)
12:30-13:00
化学系学生の製薬企業でのモノ創り -新規抗がん剤TAS-116の創製を例に-
宇野貴夫(大鵬薬品工業株式会社 研究本部 創薬化学研究所・研究員)

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産学官R&D紹介企画
-日本分析機器工業会ランチョンセミナー-
担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

JASIS WebExpoはインターネット上で開催される分析機器・科学機器展示会です。化学研究に必要な分析機器・科学機器に関するセミナー・機器展示が行われており、これらの内容について紹介します。また当工業会が中高生・大学・社会人向けに実施している分析技術に関する教育事業内容についても報告します。

開催日時
10月24日(水)12時00分-13時00分
開催会場
タワーホール船堀 3階 303会議室 (F会場)
プログラム

座長 奥野 崇(宇部興産株式会社)

12:05-12:35
分析機器・科学機器のインターネット展示会 『JASIS WebExpo 2018のご案内』
川村幸嗣(日本分析機器工業会 技術委員会・委員)
12:35-13:00
(一社)日本分析機器工業会における分析技術を基軸としたキャリア教育(3)
新村典康(日本分析機器工業会 技術委員会・委員)

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産学官R&D紹介企画
-デンカランチョンセミナー-
担当委員:○山田鈴弥(デンカ),奥野 崇(宇部興産),松原哲明(日本ゼオン)

デンカ(株)は、セラミックス、合成樹脂、合成ゴムなどの素材から、電子材料、住宅建材、食品包装材料、医薬品など、社会の基盤を支える様々な製品を生産する化学会社です。当社の概要や製品群、研究開発体制をご紹介するとともに、デンカイノベーションセンターにて新規技術・製品の開発を担当する若手研究員の活動内容についてお話しします。

開催日時
10月25日(木)12時00分-12時45分
開催会場
タワーホール船堀 3階 303会議室 (F会場)
プログラム

座長 山田鈴弥(デンカ株式会社)

12:00-12:20
デンカの製品群と研究開発体制
山田鈴弥(デンカ株式会社 研究推進部・主幹研究員)
12:20-12:45
デンカイノベーションセンターにおける研究活動
森 怜香(デンカ株式会社 ライフイノベーション研究所・研究員)

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学生ポスター発表

学生と産学官の先端研究者が議論し交流することを目的として,学生ポスターセッションを実施します。審査を希望する発表については,「発表者の研究への寄与」,「質疑応答」,「研究の独自性と発展可能性」などを基準に産業界とアカデミアの審査員が審査し,優秀な発表に対して「優秀ポスター発表賞」が授与されます。中でも最も優れた発表に贈られる「最優秀ポスター発表賞(CSJ 化学フェスタ賞)」には副賞を贈呈するとともに,「化学と工業」誌(2019 年1 月号)へ受賞者コメントを掲載します。 (参考:前年度の受賞者コメント)また,会場では同時に産学官R&D 紹介企画の「R&D展示ブース」が開催され,学生と企業研究者の交流がより一層促進される場を提供します。

学生ポスター発表 担当委員:○藤原隆司(埼玉大学),新垣篤史(東京農工大学),桑田繁樹(東京工業大学),酒井秀樹(東京理科大学),竹岡裕子(上智大学),火原彰秀(東北大学),山口和也(東京大学)

開催日時
10月23日(火) 10時~12時(P1)、13時~15時(P2)、15時30分~17時30分(P3)
10月24日(水) 10時~12時(P4)、13時~15時(P5)、15時30分~17時30分(P6)
10月25日(木) 10時~12時(P7)、13時~15時(P8)、15時30分~17時30分(P9)
開催会場
タワーホール船堀 1階 展示ホール
プログラム
別掲ページをご覧下さい。 
時間割
分野 10/23 10/24 10/25
P1 P2 P3 P4 P5 P6 P7 P8 P9
1. 物理化学
2. 無機化学・分析化学
3. 有機化学
4. 錯体・有機金属化学
5. 天然物化学・生体機能関連化学・バイオテクノロジー
6. 高分子化学
7. 触媒化学
8. 材料化学

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公開企画

2018ノーベル賞解説講演 担当委員:○加藤隆史(東京大学)

本年度のノーベル賞の内容を、分かり易く解説する講演会を実施いたします。

開催日時
10月23日(火) 10時40分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
10:40-10:50
趣旨説明
加藤隆史 (東京大学 大学院工学系研究科・教授/CSJ化学フェスタ実行委員会・委員長)
10:50-12:00
ノーベル化学賞2018『進化分子工学』~進化によるものづくり~
宮崎健太郎 (産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門・研究グループ長/東京大学 大学院新領域創成科学研究科・客員教授)

今から遡ること40億年前、過酷な地球環境に生まれた原始生命体は、徐々にその生息域を広げ、 今ではそれがいない場所を見つけるのが困難なほど地球上に満ち溢れている。 この驚くべき生物の多様性は、たった一つの「原理」により生み出されてきた。それは「進化」である。 古代より人類は、「進化」を作物の品種改良や、 動物の家畜化など、生活の一部として役立ててきた。今回ノーベル化学賞を受賞した3名は、「進化」をペプチドやタンパク質などの 機能改良に応用した。「経験と勘」と決別し、「システマティックな試行錯誤」のもと改良分子を 生み出すテクノロジー、それが「進化分子工学」である。本講演では、演者がFrances Arnold研究室で 過ごした3年間(1997-2000年)の間に垣間見た「進化」が「工学」へと昇華する瞬間の数々を振り返る。

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公開講座

10月23日(火)

化学者を目指す 大学生・高校生のための公開講座~化学の未来、あなたの将来 そうか、化学に進むってこういうことなんだ~(A会場) 協賛:公益社団法人 高等学校文化連盟 全国自然科学専門部 担当委員:○金子行裕(ライオン)、杉山由紀(資生堂)、辻 一誠(日揮ユニバーサル)、矢作和行(花王)

本講座は、大学生・高校生が、将来化学者となって社会に貢献することを応援する企画です。前半の、大学生・高校生のための「講演会」では、大学・企業・専門機関でご活躍の方から、化学を志したきっかけ、自分らしい研究が始まった転機、研究の面白さについて、経験談を交えてお話し頂きます。後半の、高校生を対象とする「ポスター発表会」では、CSJ化学フェスタの実際のポスター発表会場で、高校生の皆さんに研究発表をして頂きます。大学教授や企業研究者と意見交換を行い、化学を通した社会との繋がりを実感して、自身が化学に進む将来のイメージを掴んでもらいます。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時00分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
金子行裕(ライオン株式会社 生産技術研究本部)
13:05-13:45
大学研究の楽しみ「夢があればがんばれる」
加藤隆史(東京大学 大学院工学系研究科・教授)
13:45-14:25
一歩前に踏み出す人を応援する化学「化粧品研究」~企業研究の楽しみ~
杉山由紀(株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター)
14:35-15:05
薬を体の中でつくる!~合成化学がかなえる未来の医療~
田中克典(理化学研究所 田中生体機能合成化学研究室・主任研究員)
15:05-15:35
光を動かして分子を並べる!~自然の力を借りてみよう~
宍戸 厚(東京工業大学 科学技術創成研究院・教授 )
15:35-15:40
閉会挨拶
矢作和行(花王株式会社 研究開発部門 研究戦略企画部)
16:00-17:00
ポスター発表 高校生研究のポスター報告

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10月24日(水)

身近な発酵食品を化学して、健康な生活を手に入れよう! 担当委員:○矢作和行(花王)、金子行裕(ライオン)、杉山由紀(資生堂)、辻 一誠(日揮ユニバーサル)

健康を気遣う皆さんへ話題提供です。麹、納豆、味噌、チーズ、ヨーグルトなど身近な発酵食品の機能や製法、その役割を化学的な視点でとらえて健康作りに役立てていただきます。化学とバイオの技術進歩により、伝統的な食品も大きく進化しています。発酵食品の分野において、今・何が起きているのか?ホットな話題を、様々な切り口でエキスパートの先生方からわかりやすくお話ししていただきます。発酵食品に興味を持つ一般の方から化学者まで、多くの方のご参加をお待ちしています。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-16時35分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(H会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
矢作和行(花王株式会社 研究開発部門 研究戦略企画部)
13:05-13:50
日本は微生物の資源大国~微生物の潜在能力で暮らしを豊かに!~
小川 順(京都大学 大学院農学研究科・教授)
13:50-14:20
納豆のミステリー~若さと健康長寿に働く生理機能とは!~
袴田佳宏(金沢工業大学 バイオ・化学部 ・教授)
14:20-14:50
麹菌と日本酒の深化~日本酒の未来はどうなる?~
北本勝ひこ(日本薬科大学 医療ビジネス薬科学科・特任教授)
15:00-15:30
ヨーグルトと乳酸菌~生きた乳酸菌が腸まで届くふしぎ!~
佐々木泰子(明治大学 農学部・准教授)
15:30-16:00
微生物がつくる”うま味物質“アミノ酸”~おいしく食べてカラダに良いヒミツ!~
岡本 裕(味の素株式会社 食品事業本部 ソリューション&イングリディエンツ事業部・マネージャー)
16:00-16:30
発酵食と共に育む命と未来
小紺有花(かむたちのはな・代表/糀料理研究家)
16:30-16:35
閉会挨拶

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コラボレーション企画 担当委員:○村田英明(島津製作所),稲生俊雄(東ソー),長田 実(物質・材料研究機構),田嶌一樹(産業技術総合研究所),中村 幹(科学技術振興機構),前川康成(量子科学技術研究開発機構),石井宏幸(筑波大学),山下恭弘(東京大学),

各機関からの情報発信により産学官の交流深耕,連携促進の一助とすることを目的として,コラボレーション企画を実施します。どの企画も参加者にとって興味深く有益な情報が得られる場ですので,積極的にご参加下さい。

10月23日(火)

三井化学特別企画:触媒科学フォーラム~触媒科学最前線~ 主催:三井化学株式会社 担当委員:今泉早苗(三井化学)

三井化学は「地球環境との調和の中で、材料・物質の変革と創出を通して広く社会に貢献する」ことを目指しており、ものづくりの基盤技術である触媒科学の発展に向けて触媒科学フォーラムを開催いたします。触媒科学の第一線でご活躍の先生方による招待講演ならびに2018年三井化学触媒科学賞受賞者より最先端の触媒技術をご紹介頂きます。触媒科学の発展に向けた議論の場になることを願っております。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
13:00-13:10
開会挨拶
福田 伸(三井化学株式会社・常務執行役員)
13:10-13:55
[招待講演] Reductants for Carboxylation Reactions
岩澤伸治(東京工業大学 大学院理工学研究科・教授)
13:55-14:40
[招待講演] Recent Advances in Site-Selective C(sp3)-H Functionalization by Radicals
柳 日馨(大阪府立大学 大学院理学系研究科・特認教授)
14:50-15:10
触媒科学賞 授賞式
15:10-15:55
[触媒科学賞奨励賞 受賞講演] Proton Coupled Electron Transfer in Organic Synthesis
Robert R. Knowles(Princeton University, U.S.A.・Professor)
15:55-16:40
[触媒科学賞奨励賞 受賞講演] Chemoselective Transformations by Radical-Conjugated Redox Catalysis: From Functional Small Molecules to Biomacromolecules
生長幸之助(東京大学 大学院薬学系研究科・講師)
16:40-17:25
[触媒科学賞 受賞講演] Site-Selective Aliphatic and Allylic C-H Oxidations for Late-Stage Functionalizations
M. Christina White(University of Illinois, U.S.A.・Professor)
17:25-17:30
閉会

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RSC特別企画:論文作成と査読プロセスの基礎とエディターたちからのアドバイス 主催:Royal Society of Chemistry 企画担当:浦上裕光(Royal Society of Chemistry) 担当委員:○村田英明(島津製作所)

世界中の研究者と研究成果を共有をすることは、研究者にとって大変重要なことであり、研究論文は最もポピュラーな媒体の一つであります。また論文を国際的に認知されているジャーナルに掲載するためには自分の研究の重要性・インパクトを査読者にアピールしなければなりません。その為には、研究の重要性が読み手や査読者にとってつかみ易い、伝わりやすい論文の作成が望まれます。本企画では,Royal Society of Chemistry,論文校正会社の編集者が原稿作成や論文執筆に関するアドバイスやノウハウを紹介します。論文作成に関する情報に加え、投稿から出版までの査読プロセスや査読者としてのベストプラクティスなどについてもお話いたします。本企画を通し学生、研究者の方々がより一層論文執筆、出版プロセスや出版業界に関心とご理解を深めていただければ嬉しく思います。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時35分
開催会場
タワーホール船堀 4F 401会議室(E会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
浦上裕光(Royal Society of Chemistry・出版開発マネージャー、日本マネージャー)
13:05-13:35
学術出版の過去、現在と未来 / Past, Present and Future of Scholarly Publishing
Philippa Ross(Royal Society of Chemistry・Chemical Communications, Chemical Society Reviews 編集長)
13:35-14:05
原稿準備の基本とノウハウ、エディターからの助言 / Basics and Tips for Effective Manuscript Preparation
有賀克彦(物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)・主任研究者、Bulletin for the Chemical Society of Japan編集長)
     浦上裕光(Royal Society of Chemistry・出版開発マネージャー、日本マネージャー)
14:05-14:35
総説執筆のポイント:Chemical Society Reviews誌よりの助言 / Advice from Chemical Society Reviews: Tips for writing a Review
Douglas Stephan(University of Toronto・教授、Chemical Society Reviews Chair)
14:55-15:55
サイエンス/テクニカルライティングの文章構造 / Sentence Structure in Science/Technical Writing
David Kipler(Science Communications Trainer for Editage/Cactus Communications)
16:15-17:00
査読プロセス:投稿から出版まで / Peer-Review Process: From Submission to Publication
浜地 格(京都大学・教授、Chemical Communications Associate Editor)
17:00-17:30
査読者としての心得:ベストプラクティスからReviewer Recognitionまで / Acting as a Reviewer: From Best Practice to Recognition
Philippa Ross(Royal Society of Chemistry・Chemical Communications, Chemical Society Reviews 編集長)
17:30-17:35
閉会挨拶
浦上裕光(Royal Society of Chemistry・出版開発マネージャー、日本マネージャー)

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JCIA・JACI・CSJ特別企画:ホンネで語ろう産学連携!! 主催:一般社団法人日本化学工業協会、公益社団法人新化学技術推進協会、公益社団法人日本化学会 企画担当:浦田尚男(三菱ケミカルホールディングス) 担当委員:山内正一(東ソー)

産学連携の大きな目標は、「イノベーションを起こす」ことにあると考えています。様々な分野の社会課題に対してソリューションを与えるような技術シーズを育て、社会実装することによりイノベーションに繋がる可能性があります。イノベーションを起こすためには、「学」の教員と「産」の様々な階層の人たちと、主要な話題について十分なコミュニケーションが必要と考えますが、現状は不十分と言わざるを得ないのではないでしょうか。このような課題の解決のため、「産」と「学」が話し合う場を提供することを目指して本企画を開催することとしました。今回は、イノベーションの担い手である、それぞれの研究者・技術者の育成、すなわち「人材育成」に焦点を当て、それぞれの方針や要望等を率直にぶつけ合う場としたいと思います。

開催日時
10月23日(火) 13時30分-15時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(H会場)
プログラム
 
13:30-13:35
開会挨拶
浦田尚男(株式会社三菱ケミカルホールディングス)
13:35-15:25
パネルディスカッション 『ホンネで語ろう「人材育成」!!』
ファシリテーター:浦田尚男(株式会社三菱ケミカルホールディングス)
パネリスト:村山美乃(九州大学 理学研究院・准教授)
      山中正道(静岡大学 学術院理学領域・准教授)
      緒明佑哉(慶應義塾大学 理工学部・准教授)
      久新荘一郎(日本化学会・副会長/群馬大学 大学院理工学府・教授)
      織田佳明(日本化学工業協会 前化学人材育成プログラム協議会会長代行/住友化学株式会社・常務執行役員)
      伊藤 朗(新化学技術推進協会 戦略委員会 人材育成部会)
      吉村浩幸(東ソー株式会社・執行役員 ウレタン研究所 所長)
15:25-15:30
閉会挨拶
浦田尚男(株式会社三菱ケミカルホールディングス)

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文科省科研費新学術領域研究「ハイブリッド触媒」特別企画:「1+1は3?」ハイブリッド触媒が紡ぎ出す新反応化学(I会場) 主催:文部科学省科学研究費 新学術領域研究「ハイブリッド触媒」 企画担当:金井 求(東京大学) 担当委員:山下恭弘(東京大学)

生体内で起こる複数の酵素による有機分子の活性化や複雑な化合物の一挙合成を、フラスコ内で行おうとしても極めて困難です。本領域では、独立した機能を持つ複数の触媒の働きを重奏的に活かしたハイブリッド触媒系を創製することにより、従来は不可能であった反応を可能にし、入手容易な原料から付加価値の高い有機分子を、要求に応じて迅速に組み上げる分子合成オンデマンドの実現を目指しています。本企画では、本領域の最新の研究成果を報告します。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-18時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
13:05-13:35
保護基=必要悪に挑む触媒
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
13:35-14:05
C-H活性化の鉄学
Laurean Ilies(理化学研究所 環境資源科学研究センター・チームリーダー)
14:05-14:35
金属ハイブリッド触媒 -どう作るか? 何ができるか?-
鷹谷 絢(東京工業大学 理工学研究科・准教授)
14:35-15:05
バイオと金属錯体の「いいとこどり」触媒
小野田晃(大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
15:05-15:35
目指せ、触媒を制御できるポリマー -刺激応答性ポリマーの分子設計-
佐田和己(北海道大学 大学院理学研究院・教授)
15:50-16:20
2つの活性種を駆使して立体障害に挑む反応化学
西形孝司(山口大学 工学部応用化学科・准教授)
16:20-16:50
触媒開発効率化への挑戦:データ科学で触媒設計に挑む
山口 滋(理化学研究所 環境資源科学研究センター・基礎科学特別研究員)
16:50-17:20
ビニルポリマーでモノマーが並ぶ反応開発
上垣外正己(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
17:20-17:50
触媒を使って分子と分子を縫い合わせる新しい有機合成
新谷 亮(大阪大学 大学院基礎工学研究科・教授)
17:50-18:00
閉会挨拶
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)

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産総研特別企画:SDGsの達成に貢献する産総研発CEROテクノロジー 主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 担当委員:田嶌一樹(産業技術総合研究所)

産業技術総合研究所の材料・化学領域は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献するため、有害物質を使わず、資源・エネルギーの無駄を”ゼロ”にするCERO Technologyを提案します。このCERO Technologyとは、SDGs達成のために必要なC:Carbon cycle(炭素循環)、E:Energy(エネルギー)、R:Resource / Recycle(資源・リサイクル)、O:Organic life-friendly(安全・安心)の4大技術課題を意味しています。これらにフォーカスした当領域の取り組みについて、化学品の創製、部材化技術、評価技術から産業への橋渡しに至るまでを紹介します。

開催日時
10月23日(火) 13時00分-17時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 福寿(K会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
村山宣光(産業技術総合研究所・理事/材料・化学領域・領域長)
13:05-13:40
【基調講演】SDGs実現に向けての材料・化学分野のイノベーションへの期待
安永裕幸(国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所・所長)
13:40-14:15
【基調講演】日本の未来を拓く化学産業発のイノベーション ~"Green Sustainable Economy" の実現に向けて~
片岡正樹(新化学技術推進協会(JACI)・事業統括部長)
14:15-14:45
SDGsの達成に貢献する産総研 材料・化学領域の環境調和材料・プロセス ~CERO Technologyの提案~
長谷川泰久(産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門・主任研究員)

CERO 『C: 炭素循環』

14:55-15:15
機能性吸収液を用いたCO2分離回収および有効利用技術
牧野貴至(産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門・主任研究員)
15:15-15:35
二酸化炭素で一酸化炭素を代替することを可能にする触媒開発
富永健一(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・研究チーム長)

CERO 『E: エネルギー』

15:35-15:55
固体PCM蓄熱材料の開発 ~溶けない相変化蓄熱部材~
藤田麻哉(産業技術総合研究所 磁性粉末冶金研究センター・研究チーム長)

CERO 『R: 資源・リサイクル』』

15:55-16:15
砂・灰・溶融スラグを原料とするケイ素機能性化学品の製造
深谷訓久(産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター・研究チーム長)

CERO 『O: 自然を活用・模倣する技術』

16:15-16:35
バイオミメティクス:自己修復機能を兼ね備えた超撥水/超親水表面の開発
浦田千尋(産業技術総合研究所 構造材料研究部門・主任研究員)
16:35-16:55
自然に学ぶ ナノ構造コーティング技術の開発
増田佳丈(産業技術総合研究所 無機機能材料研究部門・主任研究員)
16:55-17:00
閉会挨拶
濱川 聡(産業技術総合研究所 材料・化学領域・研究戦略部長)

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JST特別企画:メカノバイオロジーと光科学、分子技術~未来を拓くトライアングル~ 主催:国立研究開発法人科学技術振興機構 企画担当:辻 伸二(JST)、磯村彰宏(JST/京都大学/さきがけ光極限)、相良剛光(北海道大学/さきがけ光極限) 担当委員:○中村 幹(JST)

メカノバイオロジーとは、細胞や組織の物理的な力や物理的性質の変化が、発達、細胞分化、生理学、および疾患にどのように寄与するかに焦点を当てた、生物学と工学のインターフェースにおける新しい科学分野です。本企画では、メカノバイオロジー、分子応力プローブ、光による生体操作という三つの観点から総合的に議論し、将来的な研究開発の方向性を探ります。

開催日時
10月23日(火) 09時30分-17時30分
開催会場
タワーホール船堀 2F 桃源(L会場)
プログラム
 
09:30-09:40
開会挨拶
植田憲一(電気通信大学・名誉教授/さきがけ光極限・研究総括)
09:40-10:20
多細胞系のメカノバイオロジー
芳賀 永(北海道大学 先端生命科学研究院・教授)
10:20-11:00
幹細胞操作のメカノバイオロジー
木戸秋 悟(九州大学 先導物質科学研究所・教授)
11:00-11:40
パターン形成・形態形成のメカノバイオロジー
平島剛志(京都大学 医学研究科・講師)
13:00-13:30
局所的な力を測る光分子力学
齊藤尚平(京都大学 理学研究科・准教授/さきがけ光極限)
13:30-14:00
メカノバイオロジーに向けたロタキサン型メカノプローブの創製
相良剛光(北海道大学 電子科学研究所・助教/さきがけ光極限)
14:00-14:30
光学出力を増幅するアロステリック計測
福原 学(東京工業大学 理学院・准教授/さきがけ光極限)
14:45-15:15
細胞と音波の超高速インタラクション可視化への挑戦
中川桂一(東京大学 工学研究院・講師/さきがけ光極限)
15:15-15:45
光熱変換による細胞機能のアクティブ制御
大山廣太郎(量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門・主任研究員/さきがけ光極限)
15:45-16:15
光を用いた新しいがん治療
小川美香子(北海道大学 薬学研究院・教授/さきがけ光極限)
16:30-17:20
パネルディスカッション『なぜ今、メカノバイオロジーなのか』
ファシリテーター:植田憲一(電気通信大学 名誉教授/さきがけ光極限 研究総括)
パネリスト:芳賀 永(北海道大学)
      木戸秋悟(九州大学)
      平島剛志(京都大学)
      齊藤尚平(京都大学/さきがけ光極限)
      相良剛光(北海道大学/さきがけ光極限)
      福原 学(東京工業大学/さきがけ光極限)
      中川桂一(東京大学/さきがけ光極限)
      大山廣太郎(量子科学技術研究開発機構/さきがけ光極限)
      小川美香子(北海道大学/さきがけ光極限)
17:20-17:30
閉会挨拶
中村 幹(科学技術振興機構 戦略研究推進部・調査役)

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10月24日(水)

錯体化学会特別企画:いま学界に何をもとめるか。基礎研究か応用研究か? 主催:錯体化学会 後援:JST/ACCEL「元素間融合」 企画担当:北川 宏(京都大学) 担当委員:村田英明(島津製作所)

出口指向が強まる中で、産業界は出口指向を学界に求めているのでしょうか?1を10や100にする応用研究や実用化研究のみならず、0を1にする基礎研究も重要では無いのでしょうか?対極をなす問題発掘型研究と課題解決型研究がありますが、学界は何処でバランスを取るべきなのでしょうか?産業界と学界のリーダーで議論します。

開催日時
10月24日(水) 13時00分-17時20分
開催会場
タワーホール船堀 5F 大ホール(A会場)
プログラム
 
13:00-13:05
開会挨拶
西原 寛(錯体化学会・会長東京大学・教授/)
13:05-13:40
人間と社会の由来 - 超スマート社会を迎えるために
山極壽一(日本学術会議・会長/京都大学・総長)
13:40-14:15
企業内R&Dの変容とアカデミアへの期待 - サイエンスとイノベーション
浅見正弘(富士フイルム株式会社・フェロー)
14:15-14:50
日本の研究力の向上について
磯谷桂介(文部科学省・研究振興局長)
14:50-15:25
研究活動をより盛り上げるために何が必要か?- 学術研究の質の向上に向けた環境整備
川合眞紀(日本化学会・会長/分子科学研究所・所長)
15:25-16:00
一企業人として経験した研究開発の現場から
福田 伸(三井化学株式会社・常務執行役員、研究開発本部長)
16:00-16:35
アカデミックな雰囲気が挑戦的な研究を醸成させる
北川 宏(京都大学・教授、副プロボスト、理事補(研究担当))
16:45-17:15
パネルディスカッション『産・学・官の協働体制について』
ファシリテーター:安藤慶明(東京大学)
パネリスト:山極壽一(日本学術会議)
      浅見正弘(富士フイルム)
      磯谷桂介(文部科学省)
      川合眞紀(日本化学会)
      福田 伸(三井化学)
      北川 宏(京都大学)
      西原 寛(錯体化学会)
17:15-17:20
閉会挨拶
安藤慶明(東京大学・総長特任補佐、特任教授)

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文科省科研費新学術領域研究「π造形科学」特別企画:見(魅)せます!π電子系物質の新現象 主催:文部科学省科学研究費 新学術領域研究「π造形科学」 企画担当:福島孝典(東京工業大学)、矢貝史樹(千葉大学)、鈴木修一(大阪大学) 担当委員:山下恭弘(東京大学)

π電子系物質は、物質科学から生命科学に至る広範な領域で中核を担う物質群として位置づけられています。新学術領域「π造形科学」では、π電子に固有な電子・光物性に加え、運動性や機械的特性といった分子・分子集合体のダイナミズムを含めた新たな視点からπ電子機能を捉えることで、π電子系物質の新しい科学の開拓を目指しています。本企画では、エキゾチックな性質をもつπ電子系物質の創製や、π電子系物質だからこそ可能な機能の操作や展開など、本領域で見出してきた「新物質・新機能・新現象」を紹介します。また、本領域の「語り部」であるサイエンスライター佐藤健太郎氏に独自の視点からπ電子系物質のドラマを語って頂きます。

開催日時
10月24日(水) 09時30分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)
プログラム
 
09:30-09:35
開会挨拶
鈴木修一(大阪大学 大学院基礎工学研究科・准教授)
09:35-10:05
積み重ねて生みだす芳香族の新次元
忍久保 洋(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
10:05-10:25
"歪み"で誘起するπ電子系相転移
須田理行(分子科学研究所 協奏分子システム研究センター・助教)
10:25-10:45
発光性エラスティック結晶-結晶工学を基盤としたπ系繊維材料設計-
林 正太郎(防衛大学校 応用化学科・講師)
10:45-11:15
力で形を変える結晶~有機強弾性体
芥川智行(東北大学 多元物質科学研究所・教授)
11:15-11:35
熱から電気をつくる~有機熱電変換
小島広孝(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科・助教)
11:35-12:00
歴史を変えた芳香族化合物
佐藤健太郎(東京工業大学 科学技術創成研究院・特任研究員/サイエンスライター)

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10月25日(木)

JST特別企画:分子技術のSDGsへの貢献~CREST研究者たちのイノベーション~ 主催:国立研究開発法人科学技術振興機構 企画担当:山本 尚(中部大学) 担当委員:○中村 幹(JST)

「分子技術」とは、分子の特性を活かして目的とする機能を発現させ、社会に貢献する材料・デバイス等の創製に供するための一連の技術で、物理学・化学・数学・生物学等の上に成り立つ新しい体系の確立を目指しています。2012年度から文部科学省の戦略目標のもと、科学技術振興機構(JST)のCREST・さきがけで目的基礎研究が進められています。本企画では、2017年度に期間終了したCREST【分子技術】研究者の成果発表を中心に、「分子技術」のSDGs貢献へのポテンシャルを紹介し、期待される将来の姿を参加する方々と議論致します。

開催日時
10月25日(木) 13時00分-17時15分
開催会場
タワーホール船堀 5F 小ホール(B会場)
プログラム
 
13:00-13:20
CREST【分子技術】概要
山本 尚(研究総括/中部大学 総合工学研究所・所長/教授)
13:20-13:50
ソリューションプラズマ精密合成場の深化とカーボン系触媒の進化
齋藤永宏(名古屋大学 未来社会創造機構・教授)
13:50-14:20
特別講演「新しいカーボン材料とそれから発現する新しい特性・物性について」
齋藤理一郎(東北大学 大学院理学研究科・教授)
14:20-14:50
分子技術による単分子量子磁石を用いた量子分子スピントロニクスの創成
山下正廣(東北大学 大学院理学研究科・教授)
15:00-15:30
擬天然物の新機能創出分子技術
菅 裕明(東京大学 大学院理学系研究科・教授)
15:30-16:00
第三の核酸薬、ヘテロ核酸の開発
横田隆徳(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科(神経内科)・教授)
16:10-17:10
パネルディスカッション「分子技術の創薬への貢献」
モデレーター:須藤正樹(名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所・特任准教授)
パネリスト:伊関克彦(東レ株式会社)
      西 剛秀 (第一三共RDノバーレ株式会社)
      菅 裕明 (東京大学)
      横田隆徳 (東京医科歯科大学(神経内科))
17:10-17:15
閉会挨拶
中村 幹(科学技術振興機構 戦略研究推進部・調査役)

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JACI特別企画:キャリアパスガイダンス(CPG)~「イノベーション人材となるために」 化学メーカー先輩社員と議論する~ 主催:公益社団法人新化学技術推進協会 企画担当:伊藤 朗(JACI)、齊田壮一郎(JACI) 担当委員:○山内正一(東ソー)

新化学技術推進協会の人材育成部会は大学生・大学院生が企業でエンジニアとして更に成長できるよう応援をしています。 今回はCSJ化学フェスタに集う化学系の大学生・大学院生に向けて、企業で活躍するイノベーション人材(イノベーションに貢献できる人材)になるための気づきの場を提供します。企業で活躍している先輩社員やイノベーションを成し遂げた方のインタビューを通して、「学生時代を有意義に過ごすには?」、「発想の豊かさはどこからくるのか?」など、多くのヒントが得られるはずです。 先輩社員のパネルディスカッションでは会場のみなさんの積極参加もお待ちしています。 化学系企業ってどのような働き方をしているの?どんな人が活躍しているの?など普段から疑問に思っていること、思い切ってこの場で意見交換してみませんか。

開催日時
10月25日(木) 10時00分-12時00分
開催会場
タワーホール船堀 2F 蓬莱(H会場)
プログラム
 
10:00-10:03
開会挨拶
石田優子(三菱ケミカル株式会社 人材・組織開発部 採用グループ・マネジャー/新化学技術推進協会(JACI)・人材育成部会 部会長)
10:03-10:45
[基調講演] 化学産業界が求めるイノベーション人材
松岡祥樹(住友化学株式会社 人事部・担当部長/新化学技術推進協会(JACI)・人材育成部会 副部会長)
10:45-11:55
パネルディスカッション『化学メーカー先輩社員と議論する』
ファシリテーター:石田優子  (三菱ケミカル株式会社/新化学技術推進協会(JACI))
パネリスト:佐々木恵吾(旭化成株式会社)
      市丸泰介(味の素株式会社)
      新井良和(昭和電工株式会社)
      古山文穂(住友化学株式会社)
      秋山泰之(東ソー株式会社)
      清水麻理(日立化成株式会社)
      髙田佳明(富士フイルム株式会社)
      木田真理子(三井化学株式会社)
      池宮 桂(三菱ケミカル株式会社)
11:55-12:00
閉会挨拶
片岡正樹(新化学技術推進協会(JACI)・事業統括部長)

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